今年の秋は、栗にハマった。
もともとでかくてツヤツヤの栗を見ると、心が躍るのだが何年か前に渋皮煮を作って以来手を出していなかった。
またまた姉と買い物中(友達いないのでよく姉と遊んでもらう。)、見事な栗を見つけ思わず手に取ってしまった。
いつの間にか横に来ていた姉、「渋皮煮食べたい!くれ!作って、くれ!」
たまたまNHKで作り方やってたし、見事な栗だったし、作る事にした。
栗を抱えてレジに並んでいたら、栗の上に筆柿が乗せられた。人に作らせる上、これも買えと言うのかアネキよ。
ま、そんなこんなで今年は1回1キロを4回作った。
冷蔵で2か月はもつと言うので、お正月にも食べられるな、と思ったがあと1瓶しかないのはなぜだろう…。
それにしても人というのは、すごいね。
春の山菜や秋の栗、野菜や魚なんかも、色々工夫して保存食にしてきた。
一番頭が下がるのが、フグの卵巣の糠漬けだ。
糠漬けで毒が消えると何故思ったのか、どの程度漬けておけば毒が抜けるのか。
完成までに相当数の人が犠牲になったのではと思われます。そこまでして食べたかったのか…。渋皮煮にしてもわざわざ苦労して渋皮残さんでも…、と思うがおかげで美味しくいただけている。
先人たちよ、ありがとうございます。
せっかくの保存の知恵、保存する事無く食べ切ってしまう我が家をお許し下さい。