S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

柴田秀一郎写真集『バス停留所』

2010-10-10 | 写真の本





バス停のある風景を撮ったモノクロ写真集。
海のそばのバス停、山の中のバス停、ユニークな形をした待合所のあるバス停など、日本全国のバス停を撮った写真集。作者の柴田さんはサラリーマンの傍ら、アマチュア写真家として作家活動をされているようだ。
スナップ的アプローチの写真がいい。テーマからすると単調になりがちな素材をこれだけ料理できるのは、とてもすばらしいと思った。やはり、テーマを持って取り組むということは強い。そして継続は力なということを教えられる。
とくにアマチュア写真家として作品づくりをしていく上でとても参考になると思う。テーマとしての切り口も脱帽ものです。

リトルモア 2010年


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (HEROC)
2010-10-12 15:15:04
こんにちは。
いつもS.Inoueさんが紹介される写真集は僕的にもハマりますので早速アマゾンで注文しました。
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Unknown (S.Inoue)
2010-10-12 22:25:26
HEROCさん、こんばんは。
これはいい写真集ですよ。写真クラブの人も私と同じような意見を言ってました。
これ見てると自分も全国を旅して撮りたくなってきます。
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Unknown (HEROC)
2010-10-16 22:48:44
こんばんは。
すごくいい写真集であり、うらやましいような少しだけ嫉妬のような感じすら覚える作品作りですね。
その地の特色を無理にでなく自然とした感じで表現されてますね。
ほんといい写真集です。
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Unknown (S.Inoue)
2010-10-16 23:30:14
この方は竹内敏信氏のもとで写真を勉強されたそうです。このバス停をテーマに撮ることも竹内先生の助言があったとか。
おっしゃるとおり、自然体がいいですね。この自然体で作品にするというのが難しい。レンズの力などに頼っていないですしね。
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