S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

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2011-06-16 | 社会
当ブログによくコメントを入れて下さる「こねずみさん」は、言論サイトのアゴラ・5/1の記事で「今の日本は1944年に似ている」と指摘されている。
震災後の復興ムードで巷では戦後(つまり1945年)になぞった論評が多かったが、今の状況を冷静に見てみると、残念ながらこねずみさんのご指摘されている内容をより強く感じてしまう。

理由としては
・原発再稼働不能による全国的な電力不足
・救いがたい政治状況
・被災地の復興が進んでいない状況(特別な法律が1本も成立していない)
・加速する財政不安
・自殺増加

もちろん、これ以外にも不安要素はたくさんある。つまり、3月11日を機に日本が新しい価値観へ舵を切り、世界がよくなっていくという希望はまだ現時点では幻想であり、実態はまだまだ悪い方向へ向かっているような気がする。
1945年8月15日に相当する日がいつなのか、全く想像がつかない。