S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

コンテスト病

2008-02-18 | アマチュア写真家論
写真も楽しく撮ってるうちはいいんですが、コンテストに熱くなるあまり、入賞だけが目的になってしまうことが多々あるようです。これを私個人的には『コンテスト病』と呼んでいます。

これになると、撮影に行っても趣味というよりはノルマ達成的な意識になるので楽しくない。いや、当人は必死なんですけど、楽しくないことに気がついていない。挙げ句の果てに、人間関係を壊したりする。

コンテストは距離を置いて参加する、という姿勢を個人的にはずっと貫いています。コンテストは手段であって目標ではない。手段というのは『腕を磨く』『作品を発表する』という2点を位置づけています。目標は最上位賞ではなく、その先にあります。個展とか。

熱を上げることそれ自体は悪いことではない。むしろ、そんなふうに熱中できる状態はある意味人生の理想です。うらやましい。でも、周りを見る目をもたいないと、何のためにやってるかわからなくなると思うのです。本末転倒。

アサカメのスライドの部は先週末に通知が届いているようです。他の部門はわかりません。組写真の部は通知発送終わったのかな? まあ、入賞通知が届かなくても、次にいい写真を応募すればいいんです。


PHOTO:大阪・天六 EOS40D,EF50mmF1.2L