Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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Sd.Kfz.222(その3)

2020年12月26日 15時16分48秒 | プラモ(独軍車両)
ついにリアル禿ちょろけ作戦に突入。
念のためですけど、リアルというのは写実的という意味でのリアルではありませんので悪しからず(笑)。
で、剥がすために先日購入したのが「シリコンバリア」という離型剤。

シリコンラバーとかレジンで型取り造形するときに造形物を型から取り出し易くするための薬剤です。
これを剥がしたい部分に塗って後から重ねた塗膜を剥がすという作戦。

今回は車体のエッジを中心に剥げやすいだろうと思われる部分に筆とスポンジを使って塗りました。ただこの液体は色がなくて特に乾くとまったく見えなくなっちゃいます。なので、どこに塗ってどこに塗らなかったが記憶に頼る以外にわからくなっちゃいます。記憶力に自信を失いつつある身としてはなかなかな作業だったり(笑)。

シリコンバリアが乾いてからダークイエローをベタ塗りしました。
上が1回目のまだら状態、下が2回目のベタ塗り後。写真だと違いがあんまりわかりませんね。



剥がしにかかる前に今回もうひとつ実験したい事があり、道具箱の底から引っ張り出したのがコレ。

知る人ぞ知る「松本州平ドライブラシ」、これ知ってる人は相当なオールドマニアです(笑)。

砂漠の退色表現を行いたくて最近よく耳にするカラーモジュレーションを試してみようと、ダークイエローにフラットホワイトを混ぜ明るくした基本色をドライブラシの要領で乗せられないかという実験でしたが、付け焼刃じゃなかなか難しく早々に撤退。

暇な時にもう一度ちゃんと試してみようって事で、失敗した部分はもう一度ダークイエローで塗り直し。

塗装面が乾いたらいよいよ剥がしです。指で触れただけで塗装が落ちたらどうしようかと思いましたが(爪で引っ掻くとポロポロ塗膜が落ちます)、そんな事はなく下の写真手前に写ってる塗料の攪拌棒を使ってカリコリと剥がしました。不要な傷をつけない程度の注意が必要でしょうか。

まぁ~、不自然に見える部分も多々ありますが、こんなもんでしょうか。
この後、少し錆っぽく露出した鉄の地肌なんかを書き加えるつもりです。それともデカールが先かな?。
もうちょい先は長いけど、どうなりますやら。次回に続きます。

本日のBGM

ベートーヴェン交響曲第7番と4番
年末なんで第9と行きたいところやけど、合唱に聞惚れると手が止まるので(笑)。
いやぁ~、ベートーヴェンってロックンローラーですね~。曲自体の「ノリと勢い」が一味違います。
「ロールオーバーベートーヴェン」なんて形で他ジャンルから弄られる理由がよくわかります。
どっちにしてもベートーヴェンほど指揮者や演奏者を選ばない懐の深い作曲家は他にはいないと思います。
恐るべしベートーヴェン。
自分が指揮者になった気分を味わえるのもベートーヴェンだけでありました(笑)。