Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤ1/35 M151A1 その1

2024年10月31日 22時19分00秒 | プラモ(米軍車両)
先週のM113完成の直後からこいつに手を着けました。

引き続きのベトナムものです。
小さいしパーツも少ないので仮組みながらもあっと言う間にここまで出来ました。

が、タミヤ特有の組やすさ優先設計によってよく見ると違和感のある部分が若干あったりします。

上の写真は車体裏側のパーツですが座席の裏側が何もありません。
実車の車体裏側の写真はみたことないですが、この位置にはおそらく燃料タンクがあるはずという想像(妄想?)に基づきでっち上げておきました。

プラ板を貼り付けただけです。
なぜ燃料タンクだと妄想したかというと、運転席の真横下に給油口としか思えないモールドがあるせいでありました。
が、しかし、この給油口はタンクに繋がっておらずダミー給油口になってしまってます。

写真のアングルが悪くてわかりにくいですが(汗)、パテ盛りして下の写真のようにタンクと繋がった状態にしました。
ま、完成後に目立つ部分でもないのでどっちでもいいような工作ですがここは自己満足プラシーボが大事なのです(笑)。
車体裏側を塗り分けました。

ダッシュボードのメーター類はデカールになっています。

全部で5つのメーターがありますが、なんと全部別々のデカールになってました。これ小さいし貼るのに苦労しました。はっきりいって塗装した方が早いです。
デカールのメーターの上からクリア塗料をぬってみましたが、これも自己満足以上の効果は認められません(笑)。

このキットは幌を張った状態が標準になってます。
が、幌の後部窓には透明パーツがありません。

実車のここはビニールシートの窓になっているという強い思い込み(実車がどうなっているかは知らないので)を充足させるため0.2mm厚の透明プラ板をライターの火で軽くあぶりビニールっぽい皺を作ろうとしましたが、なかなかうまく行かず弛みのような状態で我慢する事になりました。

上の写真の炙ったプラ板の適当な部分を窓のサイズに合わせて切り出し嵌め込んで接着しました。
ま、ギリギリなんとか雰囲気は出せたような・・・(汗)。

で、このキットの一番残念な部分がこれ↓。

フロントグリルのパーツですが、ヘッドライト部分がくり抜かれています。
普通なら、「おっ透明パーツが付属するのね」となりますが透明パーツは付いていません、代わりにしっかり不透明なパーツがランナーに。

なんの為の別パーツなのか意味がわかりませんが、やれるもんならやってみな!的な改造挑発なのでしょうか?。
出目金のようなデカいヘッドライトだし、凸レンズ的加工が必要なので、さすがにこの挑発に乗る訳には行きません(残念)。
ここまでやっておいて何故幌の後部窓といっしょに透明パーツを付けてくれなかったんでしょうね、ほんと意味不明です。
ま、そんなこんなですが後部窓の加工については若干効果が認められるので良しとしておきます。

幌だけ塗装してみましたが、ちょっと色が薄かったので気が向いたら塗り直しです。
ってところで次回に続きます。

明日は夜からインドネシアに出発です。


タミヤ1/35 M113ACAV 最終回

2024年10月25日 11時25分40秒 | プラモ(米軍車両)
手を着けたのが6月の初めだったので足掛け4ヶ月、時間が掛かった割に手抜き感が拭えませんがとにかくようやく完成です。

組説のマーキング指示によると第11装甲騎兵連帯D中隊の車両ということになります。
D中隊だから頭文字Dで「DRAFT DODGER」という名前になってるのでしょうが、既に兵役に就いているのに「徴兵忌避者」という矛盾した名前に60年代末から70年代初頭に特有の斜に構えたジョークセンスを強く感じてしまいます。
ま、そんな事はさて置き、いつもの画像垂れ流しサーバー容量無駄遣いです。
前回からの追加点は鋼製と思われる車長キューポラ銃座と車体後部の銃座の防弾装甲に少しチッピングを加えました。
アルミ装甲の車体にはチッピングを行っていないので若干中途半端な違和感があるかもです(汗)。















今年もあと2ヶ月あまりとなりましたが、ようやく3つ目の完成品となりました。
年内になんとかあと一つくらいは完成品を増やしたいと思いますが、どうなりますやら(汗💦)。
そうそう、今年もクラキンさんの模型サークルノンストックの展示会にもなんとか参加したいので、バイトスケジュール調整中でありました。
来週は孫に会いにインドネシアに出発します。
なのでブログ更新はお休みになりそうです。

タミヤ1/35M113ACAV その8

2024年10月19日 10時17分12秒 | プラモ(米軍車両)
車内外の装備品を準備しました。
まずはベトナム名物のRPG避け金網を塗装しました。

塗装前の写真を撮り忘れてしまいましたが(汗)、このキットにはナイロンメッシュのパーツが付属してます。塗料の定着が心配だったので念の為メタルプライマーを塗ってから塗装しました。メタリックグレーとフラットブラックを混色してます(タミヤアクリル)。
網目がもう少し細かいとよりリアルなのですが丸めて取り付ければ気にならないでしょう。でも付属しているだけで有り難いので文句はありませんです、ハイ。

その他の装備品を手元のアクセサリーセットから適当に集めました。
適当に塗装してバシャっとウォッシングしてます。
車内に配置して接着固定しました。


さて、トリムベーンを開いた状態にしたのはこれを演りたかったのでした。

実際のこんな写真を見た明瞭な記憶はないのですが、ここを物置き替わりに使わない筈はないという絶対的な確信に取り憑かれてしまったのでした。それともいつかどこかで見た資料写真が潜在意識の奥底に刷り込まれていたのでしょうか(笑)。

そんなこんなで、あとは車体のウェザリングを残すのみ。
いつもの通りのパステルウォッシングです。
ベトナムの赤土をイメージして濃い茶色と少し濁った赤色のパステルを削りました。

削ったパステル粉は定着させるためにエナメル塗料と混ぜます。パステルの色をそのまま活かしたい時はクリアにフラットベースを混ぜてパステルを溶かしたりしますが、今回は発色をコントロールするためにフラットアース、レッドブラウン、ハルレッド(全てタミヤエナメル)を混ぜました。塗料の量は下の写真くらいの僅かな量です。

ピンボケが酷いですが溶剤で希釈してシャブシャブな状態にします。


車体にバシャっと流すように塗り付けます。
車体の側面などは上から下に向って筆を動かします。あとからいくらでも修正出来るのであまり神経質にならず大胆に行った方が良い結果になる事が多いと思います。

クドいと思われる部分は溶剤で湿らせた綿棒で拭き取ったり馴染ませたりです。
場合(場所)によっては色を濃くしたり薄くしたりしながらピンウォッシュを加えて変化を付けるのも面白いです。
が、今回は面倒臭くなってウォッシング1発でやめにしました(手抜き!)。
ほぼこれで完成とします。

もう少し細かいところを整えたり手を加えたくなると困るので完成記事と写真の垂れ流しは次回にいたしたいと思います。多分手は加えないと思いますが(汗💦)。

タミヤ1/35M113ACAV その7

2024年10月12日 11時29分10秒 | プラモ(米軍車両)
フィギュアがひと通り終了したので車体の仕上げに戻ります。
まず、サイドスカートの取り外し跡の汚れを付けました。

マスキングテープを貼ってベトナムの土色を意識してタミヤアクリルのレッドブラウンでドライブラシしましたが、基本色のオリーブドラブとの明度と彩度の違いが少なくてあまり目立たない感じなので更にバフを重ねてマステを外しました。
何故、基本塗装と同じアクリル塗料を使ったかと言うと、パステルウォッシングの際にエナメル塗料の溶剤で流れてしまうのを避けるためでした。やり直しの効かないリスクもありましたがなんとか上手く行ったような気がします。
基本色のドライブラシは面倒になって追加しませんでした(汗)。でも撮影時の光の当たり方次第で良さ気に見える事もあったりなのであとはウェザリング頼みです(笑)。

デカールを貼りました。デカール貼りは位置決めした後乾く迄は絶対手を触れない人も多いようですが、私は位置決めしたらすぐティッシュで水分を吸い取りソフターを塗って気泡を抜きながら押さえ付けてしまいます。

シルバリングも最小限で上手く貼れました。
水上浮航用のトリムベーンの内側に何やら白い部分がありますが押し出しピン跡の処理のためのパテ盛りです。この段階までは畳んだ普通の状態にするつもりだったので処理する必要はなかったのですが、ここに来てある思い付きにより開いた状態にする事にしたためです。そのせいでデカールを貼ってからパテ盛りするという泥縄ぶり(笑)。
で、トリムベーンを開く事にしたため急遽気になり始めたのがトリムベーンのステーというか開き止めのストッパーのような部分のディテール。
キットのママだとこんな感じ。

最初に発売された方の箱絵を見ると、

う〜~ん、見なかった事にしても良かったのですが、手が勝手に動き後先考えずパーツに穴を開けてしまいました。

こうなると最後までやり切るしかないやんか(汗)。
なんとか開けた穴を繋ぎながら削ってスリット状にしました。

あとは0.3mm厚プラ板と伸ばしランナーでディテールをデッチアップ。

取り付けてこんな感じになりました。

あと、車体後部のジェリ缶ですがキットのパーツはあまりに古臭いので連合軍車両アクセサリーセットのものを使い0.3mmプラ板で固定ベルトをダイソーの0.28mm銅線でバックルをでっち上げてます。
塗装して取り付けました。


こういうピンポイントの工作をしていつも感じるのはディテールの甘い部分は他にもあるのでなんかアンバランスな気がしてしまったり・・・もっとダメダメな履帯なんかどうなのよ・・・とか。履帯はAFVクラブから可動連結式のが発売されているのは知ってますが、なんか貧乏性な感情が先走り手を出す気がしないという矛盾ぶりでありました(汗)。

ま、それはさておき、工程が一段落するとどうしてもやりたくなるのが記念撮影(笑)。


てな感じでやってもやらなくてもどっちでも良いようなデッチアップに時間を取られてしまい、お楽しみのウェザリングまで進めませんでした(汗💦)。
そうそう、車内車外の装備品とその配置なんかも考えないといけません。

意外とやる事多いです。
こりゃまだまだ道は遠いかもね。
そんなこんなで次回に続きますとさ、どうなりますやら(笑)。
さて、今日はこれからピアノのレッスンを受けた後、ひと眠りしたら夜勤バイトに出撃です。

タミヤ1/35M113ACAV その6

2024年10月05日 00時18分06秒 | プラモ(米軍車両)
段々と過ごしやすい気温になりつつありますが、気温の変化に体が着いて行かないのはそういうお年頃だからっちゅうこっちゃね(笑)。

先にフィギュアを仕上げました。相変わらず下手クソです(汗)。

兵隊さんの一人はACAVに附属のフィギュアパーツを活用し、テンガロンハット(なんか懐かしい響き)?にタイガーリーフ迷彩とし、更に鹵獲したAK47を持ってもらいました。
コマンダーの脇に置いてあるのはジャンクボックスで見つけた無線機でそのままだとかなり寂しい車内の賑やかしにするつもりです。
ところでカラシニコフと黒人兵のM16にはちょっと変わったスリングの付け方を行ってみました。

どういう事かと言うと、普通のスリングの付け方だと肩に担いだ時に銃口は上を向きますが、その場合銃を構える時に一旦肩から降ろす必要があります。ところが銃口が下を向くように担げるようにすると肩から降ろさずに一瞬で構えることが出来るという訳で、そのために変則なスリングの付け方をしているのを何かの写真で見た事があったのでした。
ベトナムらしい変則処置ではありますが、作り方が超下手クソなこともあり説明してもよくわからないという・・・(汗💦)。

ここまで来るとどうしても仮搭乗させたくなります。

完成形が見えて来ましたが、車体の方はこれからが本番であります。
ご覧の通りムラっ気が全然足りないのでもう一度ドライブラシをかけるか、このままウェザリングで攻めて行くか考えつつ次週に続きます。