ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

「快適!アフリカラジオ生活」を支えるソニーの名機たち~アフリカ出張グッズ(7)

2016-05-07 07:30:57 | 渡航・生活情報
ンボテのアフリカ生活は、「快適!ラジオ生活」だ。というと、ラジオショッピングのようだが、ラジオでお目覚め、ラジオでおやすみ、ラジオが手放せない、という意味だ。

えー?いまの時代に、いまさらラジオ?iPhoneで聴けるやん。・・・といわれるかもしれないが、アフリカでは必ずしもそうはいかない。なかなかネット環境が安定しない中、やっと電波を拾ってもプツプツ切れ、肝心の部分が抜け落ちる。数分後に切れる。そして繋がらない。イライラ。

そうでなくとも、ラジオでしか聞けないローカル放送もある。


こちらがもう15年もアフリカをともに旅したソニーの名機、ラジオ受信機。


価格は3万円を超える高いものだが、どんな電波条件でも電波をサーチし、拾ってくれる。そして安定した音にして、耳まで届けてくれる。


少しかさばるので、同じソニーのアナログ式の名機も試したが、アフリカではあまり具合がよくない。


なぜなら無許可にラジオ放送局が乱立しているアフリカでは、狭い周波数帯で無数の電波が飛び交う。デジタルで周波数を入力して電波を拾いにいかなければ、お目当ての放送を聞くことが難しい事情がある。


しかし、どちらも無骨で質実剛健。丈夫でしっかり仕事をこなしてくれる名機中の名機。こういう製品は爆発的に売れることはなくても、時代が変わっても、絶対の定番として存在し続けるだろう。ソニーにはこういう製品は廃盤にはして欲しくないし、世に送り出し続けて欲しい。そしてもちろん有料でいいので、できる限り長く修理サービスを受けつけて欲しい。


さてそうやって聞く放送はまちまち。当地でしか聞けないローカル放送や、ご当地ミュージュクアワー。選曲クオリティの高い'nostalgie'やサッカー放送。しかし一番の重要な情報ソースはニュース。特にフランス国際ラジオ放送(RFI)のニュースは、そのサイクルに生活を合わせるくらい貴重だ。

ンボテもこの名機のラジオたちを通じて選挙結果を知り、クーデターをフォローし、歴史の瞬間を耳で受け止めた。ンボテのiPhoneにはアフリカ中の周波数表をコピーしてある。そして旅先でもラジオ。

かくして今日もンボテは「快適!ラジオ生活」を送っている。・・・はずだったのだが、ある日、突然そのラジオはニュースを伝えなくなった。

(つづく)


アフリカ出張グッズシリーズ
第一話 基礎編 持ち物リスト
第二話 中級編 便利グッズをつぶさに見れば
第三話 パッキングが肝心!
第四話 スーツケースについて
第六話 新アイテム登場

番外編・第五話 旅するウモ子

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