ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

アフリカ出張グッズ(3)~パッキングが肝心!

2013-07-12 07:30:00 | 渡航・生活情報
アフリカ出張グッズシリーズ、第一話では持ち物リスト、第二話では便利グッズの詳細説明をしてみた。さて、ではこれらをどうかばんにつめていくか?今回のテーマはパッキング、である。

パッキングは旅の基本、またパシッと決まると、旅も出張もパシッっと決まりそうな気分?!ということで、ンボテ的パッキングをご紹介したい。

◆どの程度の荷物でいくか?
わたしの場合、大量の書類運搬があり、また余ったスペースには現地差し入れ用の食糧を満載するので、大抵エクセスぎりぎりまで荷物を持って行く。事情が許せばスーツケース×2と、プラスで機内持ち込みのトローリーを一つ。

(今回はアフリカ間の横とび移動に備え、預け入れは一つだけ。)


◆スーツケース
□大きさ
まずカバンはあまり大きすぎないモノにしている。出張だと書類、またアフリカ行だとお土産に醤油や酒類など、重量物を多く運ぶので、すぐに23キロ、32キロの制限を超えてしまう。重いものを詰めるなら63L(26インチ)、容積ガチのモノが多いなら72L(30インチ)がおおよそ限界。わたしもこの二種類を使い分けている。他方、機内持ち込みとしてはトローリーが便利。持ち込める大きさは航空会社によりことなるので、個別に確認いただきたいが、一般的には35L容量のものでリミットである。

□どんなメーカー?
何でもよい。特にロストバゲージのリスクは常に伴う。ンボテも過去二回、完全蒸発のロストバゲージを経験した。また高そうなカバンが狙われるリスクもある。間違いなく安い物が無難だ。

なのに、モノ好きのンボテ。どうしてもお気に入りのスーツケースを無理して買ってしまう。骨の折れる移動も、お気に入りのカバンで、るんるん、ワクワク移動な気分だ(単純・・)。この話は、次回にしよう。

◆預け入れ荷物と機内持ち込み
□旅の法則「必要なモノはなくした荷物に入っている」
仕事で必要な書類、それから一日分の着替えも必ず手荷物にいれておくようにしている。

□預け入れ荷物に貴重品は絶対いれない
アフリカでは鉄則である。荷物検査と称して、すべてX線を通している。この際にPCやデジカメ、現金、その他金目のものが見えれば、地上の検査担当係員に狙い撃ちされるリスクがある。ロストバゲージはしばしば偶然ではなく、起きるべくして起きている。

□預けるものはあらかじめ峻別
荷造りの段階で、預け入れるか、手荷物か、しっかり仕分け。例えば手持ちでだめな例は、酒類、調味料などの液体類。レトルトパックもアウトと言われることがある。

文具類を手荷物にいれる際は、カッター、ハサミは別にして預け入れ荷物に。身の回り品でも、アーミーナイフはもちろん機内に持ち込めないが、時折うっかりする。

アフリカでは電池があると取り上げられることが多いので、電池の入ったラジオやシェーバーは預けいれる。

□その上で、手荷物をさらにトローリーとリュックサックに峻別
わたしは大抵の出張では、機内にこの二つを持ち込む。こちらの記事のように、トローリーは、搭乗直前、機側で別預けにされることがある。本当に大事なものは絶対手元へ。

旅の基本はできるだけ手ぶら。ということで、手元の最終防御物品はリュックサックにいれる。お仕事でもおかしくない黒いやつ。ンボテは特に不要になったらたたんでしまえる折りたたみのリュックを持つようにしている。ここにはPC、重要書類などをいれ、最後まで肌身はなさない。

そしてそれに至らないけど、移動中も使うもの、大切なもの、預け入れ荷物に入らなかったものをトローリーケースに入れる。

◆いよいよスーツケースのパッキング
□どんなモノも、壊さず、割らず、キレイにパッキングする法
私は液体物、酒類、壊れやすいものなどの運搬に、また小モノの荷崩れ防止に「整理箱」を使う。どんな箱か?それは・・靴箱。これが最適なコンテナ。だいたいこの箱を、スーツケース一つにつき、二つか三つ使う。

瓶類、ペットボトルものの醤油や麺つゆ、またアフリカからの帰りに持ってくるビールなどはビニールでぐるぐる巻にして、この箱に収める。周りをTシャツやタオル、お土産をかねたスナック菓子かつお節パックなどでさらにガード。


旅行グッズとしてこういう箱作ったら絶対売れる、と個人的には思う。笑

□防水措置
それから着替え、本、食品など、基本的にすべてのものはビニールにいれます。これは万一同梱の液体が漏れてもいいように、ということと、アフリカでは大嵐の中、積載、積み下ろしのために、野ざらしでスーツケースか置かれることもしばしばあるからです。防水措置は、自衛隊の戦闘訓練、行軍でも基本でした笑。


□隙間を作らない
手荒く扱われるスーツケース。いくら綺麗に詰めても、隙間があると台無し。常にスーツケース容積の、少し上の荷物量となるよう調整できると良い。こうなると中身は動かないので、内容物が暴れることも、壊れることも、割れることもない。その点で靴箱の利用はとても役立つ。重いものが上とか下とか、あまり気にしなくてよくなる。さらに、クッション的な役割を果たす着替え類やウモ子(気になる方はこちらの記事の末尾を(笑)、、)などもうまくスキマ材に利用。

◆絶対なくせないモノがある
旅行中に失ってはいけないモノ。究極的には命と体。これ、大前提。

次にパスポート、航空券、金。これを絶対なくしてはいけない。賛否はあるが、私は小さなウェストポーチにいれて管理する。かばんやジャケットのポケットでは心もとない。旅行用品店で売っている首から下げるのもいかにもだし。でもこれ、自己責任の最最終防衛品。自分でナットクのいく、絶対の管理法を早く確立することをオススメしたい。

(ウェストポーチはベルト着装型。左下の青いパスポートもどきは、航空券ホルダー。)


(つづく)


◆あわせて読む
ザンネンな一日(1)~アフリカ・ポンコツ旅程記
ザンネンな一日(2)~アフリカ・ポンコツ旅程記
ザンネンな一日(3)~アフリカ・ポンコツ旅程記
アフリカの航空事情(7)~筋書きのないドラマ(前編)
アフリカの航空事情(8)~筋書きのないドラマ(後編)
アフリカの航空事情()~航空機アルバム

アフリカの航空事情(1)~横とびが大変
アフリカの航空事情(2)~エールフランスとアフリカ
旅行誌「Dodo」に「コンゴにまつわるエトセトラ」が掲載されました!

◆ンボテ★飯村出演情報
JICAホームページ【ひと模様】ンボテ★アフリカ、トポ・ナ・コンゴ!
Japan Times TICAD V Special
ニコ生「藤岡みなみのI don't know Africa~発見アフリカ54の国~」(全編おまとめログ)



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