野蒜日記

折々のこと

あの日のこと

2009-02-22 18:10:06 | Weblog

2月22日 (日)

思い出すのはあの日のこと。 昭和○十○年の2月22日。
今日と同じ日曜日だった。


夜来の雨が上がって眩しいほど快晴の朝、気の進まない
まま仕方なく出かけて行ったのだった。

主人との見合い。


「仲に入ってくれた人の顔を立てるだけ・・・・・・」 
仲人となる人に、執拗に言い迫られてイヤイヤの見合い
だった。


それなのに・・・ その気が全くなかったのに・・・ 仲人となる人
から知らせ。
「来月は彼岸月だから結納を2月28日にします」 と。 


「秋は飽きがくるから」  と結婚式は春、4月にと半ば強引に
決められてしまった。  見合いから僅か1ヶ月半。
あれよあれよという間に嫁となり・・・・・・


あれから○十年。  
お陰様で波風も立たず、平穏無事にここまできた。 

あの日、主人と見合いをしていなかったならば、今日のわたしも
ないわけで・・・  縁とは不思議なものである。
 

息子夫婦とわたしたちは笑いに満ちた和気藹々の家族。
これ以上の幸せはアリマセン。