野蒜日記

折々のこと

青梅を齧って

2008-06-06 19:17:11 | Weblog

5日ほど前に漬けた5キロの梅も水が上がってきていて、
あとは紫蘇の葉を入れるばかり。

そっち、こっち と時々カメの蓋を取っては覗いて見る。
いい香り。 

最初に漬けた方 (6キロ) はもうきれいな色に染まって
いて土用が楽しみ。


「梅の実を隠れ齧りし少女の日よ今は世に亡き父怖かりき」


ずーっと昔、詠んだ一首である。

「青梅を食べると赤痢になるで・・・・・・」 ときつく言われていた
のに、こっそり齧ったら見つかってしまい、酷く叱られた。


梅の時期になると、あの時の父の顔を思い出す。