野蒜日記

折々のこと

雨が上がって

2006-06-16 17:37:17 | Weblog
昨夜来の雨も上がり青空が顔を出した。

11時、予定通りクリエートへ行き、沢山の素晴らしい写真を観賞。 
写真展である。
大久保先生ほか3人の知人の作品も見つけた。 カンゲキ!!

作品すべてが素晴らしくて、ほとんど足は止まったまま状態。 なかなか
先に進めない。

写真歴40年、という男性が1枚の写真を指差し 「これはいい写真だが、
ここに何か入っていればねえ。 それに表情がちょっと暗いだよねえ」 と
語りかけてきた。

当然のことながらわたしにはチンプンカンプン。 素晴らしいの一語以外、
言葉はないのである。

「わたしの所属するクラブの写真展は秋」 と言っていたから、その頃また
クリエートを覗いてみることにしよう。

帰りに宝くじ売り場の 「マスミ」 の前を通ったら 「あれ、暫らくだねえ、
この頃どうしてる? 歩いてる?」 と売り場の小窓を開けてご主人が話し
かけてきた。

馬込川の堤防沿いに彼ら夫婦と息子さん夫婦の家があり、遊歩道を散歩の折
に時々顔を会わせるのである。

「秋になったら十軒橋から三浦橋までコスモスがいっぱい咲くで見に来てよ」

なかなか器用な人でお花を植えたり、画を描いたり。 充実した生き方をして
いると思う。 「ぼちぼち何とか生きているよ」 と奥さんは言うけれど。 

「あれから20年だねえ、トシとるわけだよねえ」 と握手を求められて、ホント
しみじみ思った。 「ああ、歳月人を待たず」 と。