伊根商工会・観光協会さんとのコラボレーション「舟屋の町並み体感視ーカヤック」の今年度第1回目が29日(祝)に催行され6ヶ月ぶりに伊根に行ってきました。
国の重要伝統的建造物群に指定された伊根の舟屋群を海側からシーカヤックで見学できるツアーです。江戸時代の舟屋にも海側から入場できるのもこのツアーならではです。舟屋群を身近に体感されたい方は是非このツアーにご参加ください。詳しい日程、費用などはこちらで確認してください。
上の画像は昨年の画像です。
午前7時ごろには雨も上がって晴れ間も広がったが サコノ尻に付いた頃から 冷たい風が強まってきた。寒冷前線が過ぎ去って一旦止んだように感じたが西風から南西風と回っていき かなり手強い風となってきた。(琵琶湖では同じ日4件の水難事故があった。メイ・ストームだ)
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今回は経験者でリピートのゲストさんでしたので 主催者さんの意向で趣向が変わりました。(その時のゲストさんの人数、漕力で趣向は若干変わります。)
食べれる海藻・アカモクを採取した後、青島に上陸して アカモクの胞子採りをして 青島を散策しました。
アカモクは粘り気がある。水洗いしてさっと煮て 細かくたたいて醤油をまぶせば シャキシャキと歯ごたえがあって つるつるっと喉を通り過ぎていきました。東北地方では普通に食べるようで、それを聞いて伊根でも最近食べるようになったそうです。
水面下に薄茶色く浮かんでいますが胞子が細長いのがアカモクです。
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青島を散策しました。初めての企画でした。椎の木の大木です。こんなのが何本もありました。
ツワブキも自生していました。秋の催行時には黄色い花が見られます。
青島を後に伊根湾を反時計回りで漕ぎかえります。
地元漁業者さんのお話では「今年は水温がまだ低い」とのこと、手を海面に突き刺すと琵琶湖より冷たく感じられました。
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帰りがけに 女性杜氏でまた赤米酒・伊根満開で知られる向井酒造さんへ。今年も「美穂久仁」や「米ワイン」など新しいお酒ができていました。
2週に続き今日も良い天気であったが漕げず。字行事の準備やいろいろ。
午前中は仕事絡みで 愛知川の「近江上布伝統産業会館」へ。愛知川周辺の湖東地方は700年まえから麻の織物が地産されていた。
麻のシャツやスーツはこれから暖かくなるにつれて清涼感を演出し、特に蒸し暑い時期は 速乾性に優れて夏の服地として最適です。皺になりやすいですがそれが味としてオシャレに着こなせればしめたものです!
午前中は鉄ポニーで出動。愛知川から戻るのに天気が良く少々回り道をした。
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畦道にはタンポポが今が盛りと咲き誇っている。観察すると在来種のタンポポだ。外来種は9月10月ごろまで咲いているが、在来種はこの時期だけだ。4月から5月。何箇所かで観察したがどれも在来種でった。シロバナタンポポはもちろん 僕はタンポポが好きなようだ。根が暗いせいか?陽性のタンポポに惹かれるのだろう。
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ヘビイチゴもあった。普通ヘビイチゴの花は黄色いが外側が白く内が黄色いのも混じっていた。白い花の野いちごとの交配種だろうか?
ヘビイチゴの実は無毒だが美味しくないようだ。白い花の野いちごは食べれるのだと。
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犬上神社へ。愛知川周辺の湖東地方は蒲生野とも重なる。蒲生野は万葉集にも詠まれている(記憶が正しければ、この後も記憶が正しければです。)古来日本は八百万の神を信仰していた。犬上の語源は犬神や稲神とも言う。
神社には狛犬が付き物だが、3匹目の獅子があった。実際のライオンに近い獅子の像だ。
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これは字役絡みで図書館へ。以前話題になった 東洋で最初の鉄筋コンクリートの小学校の一室を保存再利用として図書館となっている。
花の本と気象の本を3冊借りてきた。
この元小学校、ちょっとばかり?だ。人が集まっては来ているが、漫画を映画化したときに撮影の舞台となったようで 今注目を浴びていて男が女学生のコスプレをして構内を行き来している。町もそれで町興しをと企んでいるようだが?????
救命処置講習を受講しました。AEDを始めて手にとって模擬使用することができました。もし、そういう事態に遭遇した時に 少しでも早く適切な処置が出来、「救命のリレー」ができれまと思います。
カヤック時は体が濡れている場面も想定され、電気ショックのAEDの使用は注意が必要ですが アウトドアーではAEDが使用できない場合が多々あります。救急車の到着までの間 その場に居合わせた人が 心肺蘇生の実践を続けることが重要です。今まで僕が遭遇したのは 木曽川で遊泳禁止区間で泳いで溺れかけた人を木曽川舟下りのカメラマンが発見し、拡声器で500m上流に居た僕たちに応援を求め、カヤックで救助して川岸に上げました。その間、カメラマンは119番通報していました。幸い呼吸があり、意識もありました。50m先に救急車は在るが 川がその間にあり消防士さんも現場にすぐには来れませんでした。安定のあるカヤックを担架にし救助者を腹ばいにして乗せ、もう1艇で牽引。2名は救助者のカヤックの安定を保つためそのカヤックを泳いでサポートしました。(当時はまだ携帯が普及していません)
また、安曇川上流では過呼吸で体調不良同伴者がでたり、琵琶湖では肩の脱臼。熱中症で救急車を呼んだことがあります。どの事例も救命処置まではせずに済みました。
事故が起きた時のことは重要ですが起きないように各自の体調管理や天気、現場状況(水温、水量、風速、風向、波高など)の的確な判断と予想が必要だと常に考えています。