ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

上海からデリーのあいだ

2020年06月28日 | 日々(ふつうに)
 だいぶ前に買っていたのだが、なかなか手をつけられずに長引いていた、素樹文生さんの「上海の西、デリーの東」をやっと、読んだ。
 このあいだ、三浦しをん氏の「仏果を得ず」(これもだいぶおいてあった)を読んで、面白かったので、調子づいて、そのままこれにとりかかって、読了したという次第だ。
 面白かった。東南アジアを旅する、青春紀行ともいえるだろうか、私自身が、もっと若いころに読んでいたら、今よりも刺激的だったろう。
 自由で、わくわくして、そして、せつない。
 これはまさに青春そのものではある。そして、先が見えない。自分がどこに行くのか、行こうとしているのか、行くべきなのか、そのすべてが見えない、という状況だ。
 だから、せつない。
 自分の十代後半から、二十代半ばまでを見ているようだ。
 高校から、大学の時代。
 いろいろあったなあ。あの頃は。そして、まったく行先も、自分自身も、見えていなかった。幼かったし、いろいろと考えているようで、ほんとうは迂闊で、流されていて、衝動的だった。
 でも、せいいっぱいだったな。
 その時々では、そうするしかなかったんだ。泣けてくる。(笑)。
 
 ほんとうに、泣けてくるな。



 こどもたちは、元気かなあ。(笑)。
 

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