こりゃ便利だＩモード．ネット

　というわけで、メールのお話だ。南日本海人、この春からある新しいお役目をおおせつかって、複数の人に連絡をとる機会や必要性が増えて、電子メールというやつをもっと活用したいなと考えた。
　そこで、着目したのは、グーグルのサービスのＧメールだ。このＧメール、複数のアカウントが使える上、ＴＯＤＯリストはあるは、カレンダーもあるは、でとても便利なすぐれものお役立ちアイテムなのだ。
　実際に、今も、仕事で一つ、プライベートで一つ、趣味のお役目で一つ、と三つのアドレスを取得して、それぞれ活用している。
　紙の手帳も、ほとんど要らなくなったような感じだ。

　ところがである。肝腎の、メールで人に連絡を取るときに、弊害が発生したのである。
　というのは、パソコンを持っていて、そのパソコンの電子メールのアドレスや、Ｇメールのアドレスをわかっている人はいいのだが、携帯電話のメールしか使っていない、またはそのアドレスを知らないという人の場合が問題なのだ。
　ドコモにしても他の携帯電話にしてもだが、パソコンから携帯にメールを送ると、拒否されてしまうことがたいへん多いのだ。
　昔、一時迷惑メールが問題になった時があったが、それ以来、携帯メールの設定が、パソコンなどのメールのアドレスを制限している人がとても多いのだ。要するに、携帯では携帯からのメールしか受け付けないという人が非常に多いのである。
　困った。パソコンのメールを連絡に活用しようと思ったのに、拒否されて跳ね返される。設定を変えて受け取れるようにすればいいのだが、これがなかなかたいへんで、めんどくさくて出来ない人が多いのだ。
　パソコンからのメールで連絡できないとすると、どうするか？　そうなると、携帯からメールを送るしかない。だがそんなの嫌だ。なんで、あんな親指でぴこぴこ小さなボタンを押すような作業を、何が哀しくてしなければいけないのだ（涙）。南日本海人、あの携帯でメールを送受信するという作業が人生で一番嫌いなのだ。
　メールはキーボードで打たなきゃ、いやなんだ！！　うぇーん、えんえん。（号泣）。

　だが、ここで、はた、と膝をうつアイテムが登場なのだ。
　携帯用のキーボード？　いやいや違う。結果的には同じようなことにはなるのだが。
　ドコモのサービスで『Ｉモード．ネット』というのを発見したのである。このサービス、月々、２１０円は要るが、パソコンでＩモードメールを送受信できるという、すばらしいサービスなのである。
　これなら、心おきなく、よそ様の携帯に“パソコンから”携帯メールを送れて、必要事項を連絡をできる。
　つまり、Ｉモードメールを、パソコンのメールのように、キーボードとパソコンの画面で、送受信、チェックできるのだ。

　いやあ、実にいい。
　私のように、キーボードなら１分間に５０００字打てるというような人なら、鼻歌まじりにメール操作ができるというわけだ。ふふふ、ははは、ふははははははは！

　このサービスのおかげで、ｉモードメールを打つのが楽しくなったし、込み入った長文もおくれるようになった。気をつけなくてはいけないのは、あまりの快適さに、３０００字ぐらいの長文を送ってしまわないようにするということだ。
　不思議なのは、携帯のメールを打つのに、携帯をポケットから出さなくていいのだ。いや、携帯を持っていなくてもいいらしい。
　とても便利なものである。

　と、いうわけで、パソコンさえあれば、私はいろんな用が足せてしまうわけである。連絡から、ＴＯＤＯリストの管理から、スケジュールから。幸い、最近は仕事場でも、家でも、どこでもパソコンというものが置いてある。私の回りでは、四台のパソコンが私の指を待っている状態である。
　こうなると、前から欲しいと思っていたが、よく考えるとモバイルパソコンなど持ち歩く必要もない。行ったところのパソコンを使えばいいだけだ。アカウントを打ち込んで。

　まことに文明の発達というものはすごい。ありがたいものである。

　ところで、今年はダービーはいつなんだ？