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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

生き物たちのパラダイス~宇治市植物公園(7)

2018-07-21 07:07:48 | 植物
宇治市植物公園のエントランス突き当たりには池があります。
ここで出迎えてくれたのが・・・



そう、美形のカルガモ。
ノンビリ池で羽繕い。



あまり見ていたら、よいしょっと池の縁に登ってきました。



ここでも羽繕いの続き・・・

 

隣には奥さん?
ちゃんと撮っておけばよかった!



しつこくしたら、向こうに行ってしまいました。




ハーブ園のエキナセア




オレガノも。




ヤイトバナ(ヘクソカズラ)ですが・・・



よく見たらカマキリの子供がいっちょまえにお尻上げて睨んでいます。




おなじみ、イヌツゲのアヒル、背中のあほ毛が可愛い♪




日焼けして、夏痩せのウサギ。




園内で一番見かけた花、ヤブカンゾウ。
花名板には「ヘメロカリス」とあったので、品種違いかもしれません。






おしまい
(次回、最終回)
コメント (11)
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続・青い実の季節~宇治市植物公園(6)

2018-07-20 05:55:04 | 植物
一気にご紹介するつもりだった青い実、途中で挫折してしまったので、本日続きをお届けします。

ツリバナ(ニシキギ科)

ご存知、ニシキギ科4兄弟の末っ子。(私が勝手に言ってるだけですが^^;)
マユミ、コマユミ、ニシキギとの最大の見た目の違いは、その名の通り花がぶら~んとぶら下がって咲くこと。
花がぶら下がっているということは、実もぶら下がり・・・
というわけで、今回やっと青い実の写真を撮ることができました。



クモがくっついていた実。
ツヤツヤした蜘蛛さん、あなたのお名前は?



揺れて揺れていつもピンボケのツリバナ。
珍しく撮れた花の写真はこちら。


(2017/5/3 京都府立植物園にて)


トサミズキ(マンサク科)

ミズキという名前ですが、マンサク科です。
そんなトサミズキですが、今はこんな実に・・・
マンサクと同じ科だけあって、実がゴロゴロ付くところは同じですね。



ご存知の通り、ぶら下がって咲く黄色い花は、まるで早春の簪のようです。


(2016/3/26)


トチノキ(ムクロジ科)

あのトチノキの実、まあ、見てください。



宇治の特産でもなんでもないのに、植物園の外、レストラン前に植えられたトチノキに今沢山の実がなっています。
錆び色がなんとも美しい!
トチの実はデンプン質に富み、渋を抜いて食用にすることができます。
ものすごく手間がかかる作業ですが、耕地に恵まれない山地ではこの実を常食していたそうです。
今でも、そのような土地では栃餅や、栃せんべいが名産品になっています。

 

これだけ実が生っているのだから、花も咲いていたはずなのに、見た覚えがありません。
う~ん、来年は見逃さないようにしなくては・・・
元々高木なので、ホオノキ同様、花や実を撮るのは難しい木です。
唯一あった花の写真はこちら。


(2017/5/27 六甲高山植物園)


ナンキンハゼ(トウダイグサ科)

この間から、宇治川畔や山田池公園のナンキンハゼの花を紹介してきましたが、ついに実ができてきました!
上の方が雄花、下の方が雌花でしたので、当然実は下のほうに集中して付いています。



雨のあとだったからか、元々そうなのか、先がくるんと曲がって面白い光景です。
もっと撮ってみよう・・・

 

あら、あの声はヒヨドリでは・・
あ、あそこにいる!
とカメラで追うと、なんとヒヨドリは近くにある温室の窓から中に・・・



しばらく出てこなかったので心配しましたが、無事自力で外に脱出しました。
そんなに怖がることないのに~

そうそう、花の写真でしたね。
雌花がくるくるになって咲いている花の写真です。



前に雄花と雌花の熟す時期が違うという話がありました。
調べてみたら、雄花→雌花となったり、雌花→雄花となったり、はたまた雄花→雌花→雄花と2回目の雄花が雌花が受粉したあとに熟すこともあるそうです。
こちらは、雌花→雄花の写真でしょうか。


ベニシタン(バラ科)

日本の木だと思っていたら中国原産だそうです。
赤い実が特徴ですが、今は緑。



なかなか花が見られないと思っていたら、実は写真を撮っていました。
これです。



蕾やんと思われたあなた、私もそう思っていました。
でもこれが花なんだそうです。
花弁が開かないタイプの花ということで、これまで誤解していて失礼しました。


ラストは、モクゲンジ(ムクロジ科)です。



前に同じムクロジ科のフウセンカズラと比較した写真を投稿したことがありましたが、どうでしょう。
緑の実は、細長いフウセンカズラという感じ^^
花と一緒に見られたのもラッキーでした!



冬になると、こんな感じで枝に残ります。
中にはムクロジ科らしく、小さい黒い実ができていました。


(2017/1/21)


さて、今回の緑の実特集いかがでしたでしょう。
説明がだんだん手抜きになってすみません。
ご意見、ご希望お待ちしております!
















コメント (13)
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青い実の季節~宇治市植物公園(5)

2018-07-19 05:50:54 | 植物
この季節、春の花が青い実に変わる時期。
一見緑一色の植物園は、実は実だらけ。
そんな実をまとめてご紹介~
できるだけ、実になる前の花、花がないときは熟した実の写真を一緒に載せてみました。
それでは、五十音順にいってみましょう!
(追加写真については、特に場所を記載していないものは、宇治市植物公園で撮ったものです)


エゴノキ(エゴノキ科)
実にはサポニンを含み、毒性があります。
食べるとえぐい(えごい)ことから、エゴノキと名付けられたそうです。



花の様子


(2017/7宇治市内)



オオサンザシ(バラ科)
中国原産で、サンザシよりも大きな実をつけることから名付けられました。



サンザシ同様、5弁の可愛い白い花を咲かせるようですが、残念ながら写真はなし。
代わりに熟した実の写真をどうぞ。
サンザシはドライフルーツとして食べられますが、このオオサンザシはどうなのでしょう。
かなり大きいので食べ応えありそうです。




オトコヨウゾメ(レンプクソウ科ガマズミ属)
何度も登場してもらっているオトコヨウゾメ。
詳しく知りたい方はここをクリックしてください(手抜き) → こちら



花は小さくてとても可愛いです。


(2018/4/8)


サワフタギ(ハイノキ科)
あの青い宝石のサワフタギに緑の実がついていました・・・というセリフ、確か去年も書いたような・・・



花も見逃し、青い実は茶色くなって、のタイミングの写真しかありません。
今年こそリベンジだ~

唯一あった蕾の写真・・・


(2018/5/3)


シナマンサク(マンサク科)
早春にこよりのように細い花弁の花を咲かせるあのマンサクにこんな実がなるとは気付いていませんでした。
小さいけれどごつごつした感じ。



その名の通り、中国原産で、日本のマンサクより少し早く咲きます。
花の時期にも葉が残っているのが特徴。
宇治市植物公園のこの花はオレンジ色が強く、品種違いなのでしょうか。


(2018/2/18)


シロヤマブキ(バラ科)
あのシロヤマブキの実が今年も綺麗なブラウンになってきていました。
ツヤツヤした実が魅力的です。
4個が標準ですが、3個や2個のものもありました。
こちらも変化の様子を前に投稿していますので、詳しくはここをクリックしてください(手抜き2)→ こちら



ご存知白い花はとても清楚で、ラクウショウの森の下によく似合います。


(2018/4/8)


ここまで書いて、まだ半分!?
すみません、あとの半分は次にしますね~m_ _m














コメント (12)
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ありがたい蓮の花~宇治市植物公園(4)

2018-07-17 05:57:17 | 植物
7月14日、15日の2日間、朝7時から早朝観蓮会がここ宇治市植物公園で行われました。
日ごろ5時起きのなつみかん。
7時なんてちょろいちょろい!
と思っていたのですが・・・



伊吹山の魅力に負けて、行きませんでした~><
宇治市植物公園の蓮さん、ごめんなさい。
きっと盛況だったと思います。

ということで、今日は8日の午後に行ったときのハスたちの様子をご紹介します。
ご存知の通り、ハスは朝に開花しますので、お寝坊さん(?)の花以外は蕾ばかり。
こちらは半分開いていた花。




ハス(ハス科ハス属)の原産地はインド。
ふむふむ、だから仏教となじみの良い花なのですね。
台座は蓮華ですし、観音菩薩は手にハスの蕾を持たれていますよね。
ハスとスイレンを合わせて、蓮華というそうです。
ちなみに、スイレンは花が水面に浮かんでいるのに対して、ハスは上に出ていることから区別できます。

茎に穴があいていて、ご存知レンコンはハスの地下茎。
ちょっと変わったところでは、ハスの実。若いハスの花托(シャワーヘッドみたいなやつ)を割ると中から白い実が出てきます。
デンプン質に富み、そのまま食べたり、甘納豆やお菓子に入れて食べたりするそうです。
宇治の三室戸寺では、境内にある茶店でハス飯を食べることができます。
数年前に行ったときに食べてみましたが、栗ご飯みたいでなかなか乙でしたよ^^


話が脱線しすぎました。
ここ宇治市植物公園では修景池にハスが沢山生えています。



ここのハスは白。



今は蕾。



断面図。



シャワーヘッドのような花托。




そして修景池の周りには、色々な品種のハスが鉢に植えられて、今の時期蕾をつけています。



大賀蓮



美中紅



蕾も美しい。




朝の満開のときに行ったら素敵だと思います。
来年こそ・・・


オマケ。

池にはあの爆発するガマ。改めて見たら、全部ヒメガマでした。



池の中にはカエルの卵塊。




仏教つながりで、フユボダイジュ。
実が沢山付いていました。



ナツボダイジュにも。




他にも実のついている木が沢山ありましたが、そのつづきはあさってに・・・

<都合により、明日の投稿をお休みします m_ _m>









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紫君子蘭の咲く小径~宇治市植物公園(3)

2018-07-16 07:30:45 | 植物
宇治市植物公園の最奥部にある修景池。
その周りを歩く散策路の一部が、今紫君子蘭・・アガパンサスの小径になっています。

あの大雨にも負けず、私が行ったときにも爽やかな白と紫色が出迎えてくれました。

白い花。白君子蘭と呼べばいいのかしら。






紫の花。こちらの方がよく見かけますね。





アガパンサス(ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン属)
南アフリカ原産で、種々の園芸品種が作られているそうです。
大振りで爽やかな花は、夏にぴったり!
あちこちで見かけると思ったら、植えっぱなしでも毎年律儀に咲く丈夫な花なんだそうですね。
それにしても、科名属名ともに和名なのに、どうして花の名前だけアガパンサスで流通しているのでしょう。

小径全体はこんな感じ。
左側は、これまた大好きなラクウショウの林になっています。



で、そのラクウショウ。



緑の葉が鮮やかです。



ようやく発見した気根。赤ちゃん抱いて向き合っているご夫婦みたい。



切り株にはキマワリ。



ザ・夏の修景池の全景。




手前の歩道にはハスの鉢が並んでいます。
その話はまたこんど・・・

つづく


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