去年はあれほど何度も歩き、ご紹介した宇治川のオギ原。
次第に花が少なくなり、緑すらなくなり、歩く機会も減りました。
それでも今の季節ならではのお楽しみもあります。
ということで、久しぶりに歩いた宇治川高水敷、どんな様子だったでしょうか。
もう一月ほどまえのことになりますが、ご覧くださいませ。
まずは一番気になるオギの様子。
やっぱり!すっかり使い倒した座敷帚になっていました。
綿毛はほとんど落ちて、鳥さんたちの餌になりそうもありません。
あれだけ両側から覆いかぶさっていたオギもこれこの通り・・・
とても歩きやすくなっていました。
ヨシも、ふわふわだったのがこんな感じに。
こちらは箒にするとちょうどよさげですね。
カマキリの卵のうを見つけました。
カマキリの赤ちゃんが出てくるところ、一度見てみたいです。
センダンの葉痕はおさるさん。
こんな寒々しい光景ばかりかと思いましたが、目の端に赤いものが・・・
あら、ヤエムグラが紅葉してる。
こちらはオヘビイチゴの葉でしょうか。
やはり紅葉しています。
わ~、春みっけ!
オオイヌノフグリ(星の瞳/瑠璃唐草)、咲き始めています!
さて、薮が途切れたあたりからが鳥さんエリアです。
早速藪の中でだれか動いた? カメラの望遠で見てみると、ホオジロでした。
光の加減で顔が綺麗な水色に見え、新種かと一瞬興奮しました・・・
あの枝の上にも誰かいる!
今年初見のモズのメス、モズ子ちゃんでした~
カメラを向けても少し移動するだけで、逃げません。
写真でみてみると、モズの前に白い小さい虫が沢山いました。
こんなに寒くなっても虫がいるのですね。
こちらを向いたところで目が合いました。
可愛い~
まわりはコセンダングサだらけでしたが、モズ子ちゃんのおかげで、心はほっこり温まりましたよ~
【撮影:2023/1上旬 宇治川】