今日から2月です。
もうすぐ立春ですが、実際にはまだまだ真冬。
ということで、今日も寒~い記事をお届けします。
良く晴れた冬の日の早朝散歩・・・
畦道の脇の草の葉っぱが霜で真っ白になっています。
よく見かける光景ですが、そもそも霜ってなんでしょう?
Wikipediaで見てみると、
「0℃以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華(気体がいきなり固体になること)し、
氷の結晶として堆積したものである。」とのこと。
晴れて風が弱い日は放射冷却が起こり、霜が下りやすいそうです。
遠目には白い粉をかぶったように見える霜ですが、よく見ると色々な形の氷の結晶が・・・
こんな風に棒状になっていたり、
葉に生えた毛に氷が付いて、粒状になったものなど。
こちらは紅葉した葉に白い霜が綺麗です。
ホトケノザですね。
やっと花が咲いたヒメオドリコソウ。
最初撮った写真がピンボケなのでリベンジしようと思ったのに、なんと霜がびっしり・・・
ヤエムグラもこの通り真っ白に・・・
こちらはヒガンバナの葉ですが、やはり真っ白。
近くで見ると、こんな感じで。
どこかで見たような気がしましたが、これ、昔の冷蔵庫の冷凍室に付いた霜に似ていますね。
そういえば、最近の冷凍庫には霜が付かないようになりました。
う~冷えましたね。
すっかり茶色くなったアキノエノコログサが風に揺れていました。
こんな写真だけみていると身も心も凍りそうになりますが、実際にはとてもいいお天気。
田んぼを横切る小径を歩いていると、目の前をケリが横切りました。
いつもここを縄張りにして、ご夫婦で餌を食べているケリです。
繁殖期には大きな声で鳴き、近くにいる人を威嚇しますが、冬はとても穏やかな表情です。
先客がいました。ムクドリです。
よく見ると、右手前にホトケノザが沢山咲いています。
日当たりのいい場所ではもう霜は融けています。
喧嘩もせず、同じ方向に歩くケリとムクドリ。
私が近づくとムクドリは飛び立ってしまいました。
でもケリ夫妻は少し離れただけで、悠々と餌探し。
私もノンビリした気分になりましたよ~
この休耕畑、いつまでこの状態のままで置いてもらえるのでしょう。
住宅地の一角、ぽつんと取り残されたような田畑に、休耕畑・・・
気が付いたらここも住宅地に変わっていた・・・なんていうことがないことを願っていますが。
ホトケノザが伸び伸び咲く場所が残ってほしいです。
【撮影:2023/1/22 宇治市】