澱川橋梁をくぐって、さらに下流方向に歩いていきます。
この付近は私が生まれた場所でもあり、古いアルバムにはこの鉄橋の下で姉やいとこたちとポーズをとっている写真がありました。
澱川橋梁は近鉄電車のトラス式鉄橋で、途中に橋脚がなく、なかなか見ごたえがあります。
1928年に架橋されたそうですが、とてもそんなに古い橋とは思えないほどしっかりした橋です。
さて、この橋の下、見ての通り未だクズが繁殖しています。
そのほかの植物といえば・・・
カナムグラ(アサ科カラハナソウ属)が一面に繁っていました。
雌雄異株で、下の写真は雄株の雄花です。
こちらが雌株の雌花。ビールの苦み原料のホップと同じカラハナソウ属で、雰囲気が似ています。
雌花が熟すと赤色になります。
茎には棘がいっぱいあって、あちこちに引っかかってどんどん勢力を広げていきます。
ちなみに、在来種で、日本全国に分布します。
他に何もないな~と思っていたら、出ました、ラーメン!
そう、まるで黄色いラーメンを捨てたみたいなぐっちゃぐちゃのネナシカズラです。
ちょうど花が咲いて実ができているところでした。
この綿毛は何でしょう?
答えはすぐ横に・・・アキノノゲシです!
トンボを久しぶりに見たような気がします。
まだ三栖閘門は見えてきません。
長くなるので、澱川橋梁下流特集、二つに分けます。
【撮影:2019/11/9 宇治川下流伏見区】