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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川伏見ぶらぶら散歩(3)~澱川(よどがわ)橋梁下のカナムグラなど

2019-11-14 06:29:48 | 植物

澱川橋梁をくぐって、さらに下流方向に歩いていきます。
この付近は私が生まれた場所でもあり、古いアルバムにはこの鉄橋の下で姉やいとこたちとポーズをとっている写真がありました。
澱川橋梁は近鉄電車のトラス式鉄橋で、途中に橋脚がなく、なかなか見ごたえがあります。
1928年に架橋されたそうですが、とてもそんなに古い橋とは思えないほどしっかりした橋です。



さて、この橋の下、見ての通り未だクズが繁殖しています。
そのほかの植物といえば・・・
カナムグラ(アサ科カラハナソウ属)が一面に繁っていました。
雌雄異株で、下の写真は雄株の雄花です。



こちらが雌株の雌花。ビールの苦み原料のホップと同じカラハナソウ属で、雰囲気が似ています。



雌花が熟すと赤色になります。
茎には棘がいっぱいあって、あちこちに引っかかってどんどん勢力を広げていきます。
ちなみに、在来種で、日本全国に分布します。



他に何もないな~と思っていたら、出ました、ラーメン!
そう、まるで黄色いラーメンを捨てたみたいなぐっちゃぐちゃのネナシカズラです。
ちょうど花が咲いて実ができているところでした。



この綿毛は何でしょう?



答えはすぐ横に・・・アキノノゲシです!



トンボを久しぶりに見たような気がします。



まだ三栖閘門は見えてきません。
長くなるので、澱川橋梁下流特集、二つに分けます。

【撮影:2019/11/9 宇治川下流伏見区】

コメント (6)
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