昨日はカワアイサを中心にお届けした賀茂川。
鴨川デルタより下流側は「賀茂川」から「鴨川」に変わりますが、下流の水鳥はわずか。
なので、タイトルは「賀茂川」としました。
さて、時間を植物園を後にして北大路橋を渡るところまで巻き戻します。
下を見ると・・・マガモ発見!
上から覗くと気がつかないのでしょう。
ぼーっと立ち尽くしていました。
そして、その近くにいたのがこちら。
カイツブリです。
この辺り、結構見られました。
陽射しがあるので暖かそうに見えますが、この日はとても寒い日。
ほわほわの冬羽が羨まし~
さらに歩いていくと、別のカモ発見。
ヒドリガモですね。
賀茂川にはヒドリガモが多く、結構大集団がみられます。
今回はそこまではいませんでした。
それにしてもこのヒドリガモの雄ですが、目元殴られた?
トリミングしてみると・・・
目の上が緑色。
こんな風になってましたっけ?
そんなに注意してみたことがないので気づきませんでした。
ちなみに、雌はというと・・・
緑の部分はありません。
アイシャドーするのは女子だと思っていましたが、ヒドリガモは男子がオシャレ?
気になりながら先に進むと、こんどは手前の草地にわしゃわしゃと・・・
あんたらハトかスズメかーい!
沢山のヒドリガモが何やら餌をとっていました。
雑食性で、草や実なども食べるそうです。
なんか可笑しいです。
小さい鳥さん発見!
イソシギでした~
遠くにいるのは・・・
手前のちっこいのはカイツブリたち。
そして、大きい二羽は・・・カルガモのようですが、顔見えへん!
ちょっと顔見せてよ!
と言ったら顔を上げてくれたわけではなく、他の場所で見かけた美形のカルガモです。
何度見ても、口角が上がってるように見えますよね。
これで終わりかと思ったら、コガモ発見。
ご夫婦連れです。雄は緑の部分の周りにベージュの縁取りがあるので分かりやすいですね。
二羽だけかと思ったら、少し先に群れでいました。
熱心に採餌中~
いや~結構色々いましたね。
と思ったら、木の枝に小鳥を発見。
ちょっと見にくいですが、今年初見のモズです!
うっれし~と思っていたら、対岸の方にぴゅんと飛んで行く鳥が・・・
あ、岩に止まりました。
なんとカワセミ!
遠いのでこのサイズがマックスですが、ラッキー!
本当に気持ちのよいお散歩ができました。
青空とエノキの光景。
ほんの少し残った黄葉をパチリ。
そろそろ対岸に渡りましょう。
あ、あそこの飛び石なら私でも渡れるかも。
四角い石のところどころが亀の形の石になっています。
私の予定では、大股で歩けば普通に対岸まで歩いて渡れるはずだったのですが・・・
石と石の間が想定外に広く、ぴょん、ぴょんと飛んで渡る羽目になりました。
きつかった~
途中で引き返すこともできず、ほうほうの体で対岸まで渡りました。
振り返って・・・
乾いていたので良かったですが、石が濡れていたり、砂が上に乗っていたら危ないところでした。
子どもは何の苦労もなくぴょんぴょん、若い人は足を広げて普通に渡っておられました。
やはり渡れないのは関節が堅くなってしまってるからでしょうね・・・
とりあえず、もう渡りません(笑)
【撮影:2023/12下旬 賀茂川】
京都府立植物園の帰り、鴨川右岸(鴨川デルタまでは賀茂川)を三条京阪駅まで歩きました。
お目当てはもちろん水鳥たち!
その時見た鳥たちを2回に分けて投稿しますね。
植物園正門から賀茂川左岸を北大路通まで下り、そこから右岸に渡りました。
水は少なめです。
お正月らしく、一応松の木。飛行機雲がアクセントです。
気持ちいい~
気持ちはいいけど、鳥が少ないです。
それでも歩いていると、私がここで一番期待していた鳥を発見!
そう、カワアイサです。
冬鳥として京都府内の沿岸部やときどき河川に飛来する・・・
と京都府レッドデータブックに載っていました。
賀茂川でも宇治川でもよく見かけるので、まさか準絶滅危惧種になっているとはつゆ知らず。
そしてこの日は・・・
美形の奥様。
旦那様はというと・・・
ありゃ~、奥様置いてさっさと逃げてしまいました。
残念!もうちょっと撮りたかったのに・・・
サギやカワウは結構いましたけどね~
歩いていくと、またカワアイサを見つけました。
こんどはオスだけ。
何をしているのかな~
あ、下に降りたいんだ。
飛ぶ瞬間は・・・残念!撮れませんでした。
そのあとは、ダイサギとのツーショット。
ルンルン歩いていくと、今度は何と・・・
風に頭の羽をなびかせるカワアイサ嬢。
よく見ると、近くにもう一羽。
カワアイサ嬢の集団がのんびり~
カワアイサの数はどんどん増えて・・・
最後は6羽。あ、手前にいるのはコガモです。
こんなに沢山のカワアイサを見られるなんて、超ラッキー!
それにしても女子校のように、メスが多いですね。
メス5羽にオスは一羽だけ。
いつもいるアオサギが意外と少なく、見つけたときは「あ、アオサギ!」
とちょっと嬉しい。
最後はサギたちの集団に見送られ・・・
気持ちよく鴨川を後にしました。
明日は、他の鳥たちをご覧いただきますね!
【撮影:2023/12下旬 鴨川】
少し前の週末、いつものように早朝散歩に出かけました。
寒いけれど良く晴れた朝です。
前には見られなかったホトケノザが沢山、朝露に濡れて光っていました。
ノゲシも
綿毛がしっとり・・・
こんな写真を撮っていると、向こうの方に見慣れた姿が!
ケリです!
子育ての追っかけをして以来、見かけていませんでした。
もう一羽いるはず・・・と思ってキョロキョロすると、いました。
思いっきり逆光なのでボケボケです。
諦めてまたホトケノザを撮っていると・・・
畦道に出てきました!
おーい、こっちにおいで。
連れ合いを呼んでいる模様。
そして二羽揃って反対側の畑に移動しました。
軽快な足取り。
もう一羽はどこに?
おや、いつのまにか向こうの方に移動していて、こちらの方に近づいてきました。
二羽が枯草を挟んで出逢いました。
あれ~無視ですか。
もう、いちいちうるさいなあ。
ということで久しぶりのケリ劇場でした~
前にも書きましたが、ケリは姿からは雌雄の区別が全くつきません。
子育てを終え、また夫婦二羽でのんびり過ごしている模様です。
今回、気になることが2つ。
1つは、あの子どもたち。何羽無事に育って、今どこで暮らしているのでしょう。
もう1つは、このケリの生活の基盤となっている休耕畑。
先日行ってみたら、一部が地ならしされて、重機が入ったあとがありました。
ひょっとして住宅地になっちゃうのかも・・・
田畑で作業されているのは、高齢の方ばかり。
代替わりできなくて、この場所がなくなってしまうのではとすごく、すごく心配です。
【撮影:2023/12中旬 宇治市】
12月に入っていつもの池も急に賑やかになってきました。
お~この光景、デジャヴのような。
去年もこんな風にカワウとハシビロガモが集まっているところ、投稿した記憶があります。
それにしても、留鳥のカワウですが、夏の間はどこにいたのでしょうね。
冬鳥の飛来と同時に、池にやってくるのが不思議です。
真っ黒に見えますが、羽は黒に近いこげ茶色のようです。
ハシビロガモはこの池がお気に入りのようで、毎年数が増えているような・・・
渡ってきたばかりのときはとてもシャイなオカヨシガモ。
少し慣れてきたでしょうか。カメラを向けると・・・
「今日は頭がボサボサだから、勘弁して~」
もう一羽、こちらは全然逃げないどころか、近づいてきました。
あれまあ、完璧なカメラ目線ですね。
自分の容姿に自信がありそうな、綺麗なオカヨシガモ(♂)でした。
別の日に群れも見ましたが、ちょっと暗かったので、リベンジしてから投稿します。
これから何度も見られると思いますので。
そして、この日初見のこのカモは・・・
うわ~!逃げろ~
一目散に池の真ん中に泳いで行ってしまいました。
頭がちゃんと見えていませんが、ヒドリガモ(♂)です。
かなり離れたので安心したのか可愛いポーズ。
寝ちゃおうっと。
番で一休みしていたようで、♀の方はもっと早々と対岸方向まで移動してしまいました。
鴨川などではヒドリガモの群れがあちこちで見られるのに、宇治ではレアです。
最後は定番のキンクロハジロ。まだ羽が白くなっていません。
お馴染みのポーズ・・・ちょ、ちょっと撮らないでよ~
朝のお散歩のひととき・・・
ということで池の水鳥さんたちでした。
畔には、オギの虫を食べているのか、スズメが沢山。
カメラを向けると大半逃げましたが、食い意地張った(?)一羽だけポーズ。
コセンダングサにもいましたね。
まだまだ実が残っているので、小鳥たちには余裕がありあそうです。
うちの庭に来てくれるのはもうちょっと先かな~
恐竜ノアサガオもさすがに花が少なくなり・・・
ナンキンハゼはポップコーンが満開です!
毎日でもお散歩に行きたい場所です!
【2023/12上旬 宇治市】
ついこの間までがらんとしていた池に冬の水鳥が戻ってきました!
先日投稿したのは夕方の薄暗い写真でしたので、翌朝にもう一度見に行きました。
とてもいいお天気だったので、くつろぐ鳥たちの姿をつぶさに見ることができましたよ。
それでは解説いってみましょう!
南池は一番広い池で、大きく3つの集団が群れを作っていました。
最初はこちらです。
わお、カワウがこんなに集まっているなんて知りませんでした。
しばらく見ていると、Uターン。
結構な数がやってきていました。
この時はほとんどのカワウがのんびり泳いでいましたが、餌を取り出すと大変!
一羽で相当数の魚を食べちゃうので、池の魚がなくならないかいつも心配です。
次の群れはこちらです。
小さいけれど、キンクロハジロとホシハジロがいるのが見えます。
そのキンクロハジロは池では結構な勢力。
下の写真はまた別の日の夕方の写真ですが、こんな感じで三々五々、泳いでいました。
よく見ると羽繕いに余念がありません。
そして決定的瞬間をゲット~
あなたはラッコでしたか(笑)
ひっくり返りつつ熱心に羽繕いを続けて・・・
あ~スッキリした!
ブルルルル、羽をふるわせて終了~
綺麗になったでしょ!
またまた晴れた朝に戻ります。
向こうから泳いできたのは・・・
ハシビロガモ三羽組。雌1羽と雄2羽です。
見ていると結構な速さで水面をすくいとるように嘴を付けて泳いでいきます。
ほら、Uターン。
雄二羽。角度によっては緑の頭が真っ黒に見えたりもします。
Uターンしたら、緑頭が復活です。
雌が雄に抜かされ、前の雄を突いています。
ハシビロガモの居場所は比較的池の手前側。
いくらでもアップでとれちゃうもんね~
アタシもアタシも!
ハシビロガモが池に嘴を付けているのは、水の中の食べ物を掬い取って食べてるんですって!
他にも、冬に近くなると何羽も姿を見せるこちらです。
ひどい写真!
一羽だけ写したのですが、やっぱり小さいです。
すぐに潜ってしまうし・・・
カイツブリですね!
これで冬羽なんでしょうか。
カイツブリを見ると、いつもカーリングのストーンを思い浮かべてしまう私・・・
最後に池の隅っこのちょっとゴミが落ちたような場所から出てきた鳥たちは。
マガモですね。
こちらもハシビロガモ同様、雄が二羽、雌が一羽です。
雄はまだ羽が綺麗な緑になっていません。
若鳥なんでしょうか。
ということで、なんやかやといつも滞在する水鳥たちがいつの間にか揃っていました。
これからも何度も登場してくれると思いますが、まずはご挨拶でした!
【2023/11下旬 宇治市】