いつものご近所散歩。
池の鳥の姿も少なく、キンクロハジロ夫妻もぼーっ
その時、上空を大きな鳥が飛んできました。
上空を飛ぶのは大抵サギかカワウ。せいぜいトビです。
ん?それにしてはちょっと様子が違うかも。
目いっぱいズームで撮って、さらにトリミング。
ミサゴです!久しぶりにミサゴがやってきました。
必死でコンデジズームで追いかけます。
生憎ドン曇りで、目いっぱいズームにすると連写してもブレブレ。
池の上を何度も何度も旋回するので、しつこくシャッターを押し続けました。
そうこうするうち、ミサゴがギアダウン、もとい足を出して降下を始めました。
目も留まらぬうちに魚を足で捕らえて上昇~
かなり大きな魚!さすがは猛禽類。
この後は、魚を足で捕まえたまま、上空はるかねぐらの桃山御陵方面に飛んで行きました。
お見苦しい写真ばかりでしたが、興奮が伝わりますでしょうか。
この日は他に鳥撮りの人はいらっしゃらなかったので、なつみかんの独り占めでした。
地元の池は水が減って、上から見ても沢山の魚が見えます。
待っていたら、また見られるかも・・・
【撮影:2025/2上旬 宇治市】
地元のお散歩で見つけた鳥さんたち特集、今日で一区切。
見慣れた鳥ばかりですが、青空と鳥さんの写真をどうぞご覧くださいませ~
最初は一瞬ヒヨドリかと思ったのですが
わお~、お久しぶりのイソヒヨドリのメスですね!
全身灰色ですが、顔つきはオスとそっくり。
ヒヨドリに比べて顔が細身で、くちばしが鋭く見えます。
他の鳥と違うのは、メスも綺麗な声で囀ること。一度だけ宇治川沿いで聞いたことがあります。
オスもいました! いつもオスしか見かけないのですが、初めてどちらも見られてラッキー
ここは地元の池の畔。そーっと見ていると、色々な鳥が来ています。
近くには、引き合いに出されたこちらの鳥も・・・
ヒヨドリです!
ついに不味いセンダンの実を食べ始めました。丸呑みです。
センダンの実にはかなり強い毒があるのですが、鳥が食べる分には大丈夫のようです。
藪の方からチッチというか細い声が聞こえてきました。
アオジです。
オスは隠れていることが多いのですが、メスの方は若干大胆。望遠だと気にせず全身さらしています。
あんまり見ないでよ! 黄色いお腹がぷくぷく~
あ、ジョビ子ちゃんも来た~
冬芽の目立つ枝の隙間から、見えていました。やっぱり可愛いですね!
近くにはスズメも沢山。
冬場は集団行動の多いスズメです。
右のスズメは若鳥でしょうか。ちょっと子供っぽいですね。
ということで、お散歩で見かけた鳥さん特集、いかがでしたでしょうか。
そのうち、家に来た鳥さんも載せますね!
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
イソヒヨドリ
ヒタキ科イソヒヨドリ属。留鳥。元々磯で見られる鳥だが、近年都会に進出し、ヒヨドリ並みによく見かける鳥になった。図体は大きいがヒタキ科で、美しい声で囀る。オスは青が目立ち、見かけると幸せになるとか。
ヒヨドリ(再掲)
ヒヨドリ科ヒヨドリ属。留鳥。灰色で頬にオレンジ色の斑があり、頭がぼさぼさ。ピィーピィーと甲高い声で鳴いてうるさい。柿やサザンカなど甘いものが大好き。傍若無人で嫌われるが、意外と用心深い。
アオジ(再掲)
ホオジロ科ホオジロ属。冬鳥。藪の中で聞こえるチッチッというか細い声はアオジの地鳴き。胸が黄色、オスの顔は黒っぽく、メスの顔は優し気。メスの方が大胆なのか、写真をとったら大半がメスということも。
ジョウビタキ(再掲)
ヒタキ科ジョウビタキ属。冬鳥。なつみかん宅周辺を縄張りにしているのはメスで、じいちゃん庭で庭仕事していると、目の前の枝に止まり、尾羽を上下させて縄張り主張した後、堂々とミミズなど食べ始める。ブログでは、オスをジョビ太、メスをジョビ子と書いてます。
スズメ
スズメ科スズメ属。留鳥。一番人に近い鳥だが、かなり警戒心が強い。昔は稲を食べるので害鳥とされ、捕まえて焼いて食べられていたためと言われる。今も伏見稲荷大社の参道では実食できる。(食べたことはありません)
【撮影:2025/1 宇治市】
お散歩の途中で見かけた鳥さん特集第三弾は、あちこちで見かけるこの鳥です。
収穫されず残っていたキウイを器用につついて中を食べていました。キウイの実と羽が同じ色!
抹茶色の可愛い小鳥、メジロです。
お散歩していると、チリチリ、チーチーという鳴き声が聞こえてきます。
慣れると、あっちからもこっちからも聞こえることが。
立ち止まってじーっと見ていると、姿が見えることも。
この日は落葉した木々に次々止まってくれたので、沢山撮ることができました。
メジロは非常に一般的な鳥で、冬にはスズメ、ヒヨドリに次いでよく見かけます。
スズメよりサイズは小さく、体重は11g。
目の周りに白いリングがあることから、「目白」と名付けられました。
上の写真のメジロは、穏やかな表情ですが、三白眼風に目つきが悪く見える個体も。
軽くて機敏なので、アクロバティックな体勢で枝につかまっているのをよく見かけます。
朝に残るお月様
八重のニホンズイセンが咲いていました。
ノンビリしていると、またメジロが来たのでカメラを向けたのですが
あ~、飛んじゃった!
ちゃんと撮ってや~
なんだか翻弄されているようです。
花の蜜が大好きで、細長い嘴を差し込んで蜜を飲んでいます。
(撮った写真でじっくり見たことがありますが、相当細くてきつそうな嘴です)
いわゆるウグイス色なのですが、これはウグイスとメジロを見間違えた人の勘違い。
本当のウグイスはもっと地味な色です。
あんたはキツツキか~
枝を駆け上っていきます。身軽やな~
と思ったら、本当にキツツキ(コゲラ)が出てきました。
ワタワタしていたら、どちらも飛んで行ってしまいました。
残ったのは・・・
センダンの実。
まだあくが抜けていないのか、食べにくる鳥はいません。
もうちょっとしたら、ムクドリやヒヨドリが来るでしょうね~
ということで、明日が鳥さん散歩の最終回です。
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
メジロ
メジロ科メジロ属。留鳥。留鳥といっても夏場は少し涼しい場所に移動するのか、一時的に姿が見えなくなる(わが家の場合)。サザンカやサクラが咲いている時期には、わが家の庭につがいでやってくる。意外と大胆で、人が真下を通ってもあまり逃げない。(うちのメジロだけ?)
コゲラ
キツツキ科アカゲラ属。留鳥。キツツキの仲間の中では一番小さく、一番よく見かける。地元でも時々見かけるが、縄張りが非常に広いそうなので、同じ一羽を見ているものと思われる。ドラミングの音で存在を察知できる。
【撮影:2025/1 宇治市】
地元の鳥さん特集第二弾はこちらです!
冬になるとよく見かける光景。
南池に流れ込む水路に浮かぶ鳥のシルエット。
体型と嘴の白さからオオバンだとすぐに分かりました。
また別の日には
北池の水路脇の枯草をハムハム食んでいるオオバンたち。一心不乱です。
望遠で撮る分には脇目もふらずにお食事していますが
横の通路を歩いていくと、「あれ~逃げろ~」と次々池に飛び込みました。
そんなに警戒しなくてもいいのに。
夏にも居残っているオオバンが一羽だけいましたが、この時期は大体こんな感じの集団行動
うえ~ん、取り残された。一羽だけ居残ったオオバン。大胆なのかどんくさいのか・・・
もう一種類、黒い鳥がいました。
カワウですね。
集団で池の魚を食い尽くす、糞で木が枯れ白くなるなど評判は散々。
でも、一羽佇む姿は物寂し気で絵になります。
お次は山科川下流を歩いたときの光景です。
沢山の白いサギたちが見えたのでカメラを向けたのですが
あっという間にほとんど飛び立ってしまいました。
残ったのは
アオサギ
アオサギ。一本足で立っているのがお分かりでしょうか。
寝ちゃった?
ということで、今の時期に一番よく見かける鳥さんでした~
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
オオバン
クイナ科オオバン属。冬鳥(時々留鳥)。真っ黒に見えますが、頭から首にかけては黒、体は濃い灰色です。目は赤く、足には木の葉状の水かきがあります。京都で準絶滅危惧種だそうですが、池にも川にも沢山います。
アオサギ
サギ科アオサギ属。留鳥。ダイサギ・コサギと並び、非常によく見かけるサギ。体長は1m近くかなりの大型。飛ぶときにぐわ~と鳴くのでその声ですぐにいる場所が分かる。頭の黒い飾り羽が辮髪みたい。
【撮影:2025/1 宇治市、一部京都市】
花が少なくなると、道草散歩のつもりがいつの間にか鳥さん散歩になっています。
今日から数回に分けて、今年のお散歩でたまたま出会った鳥さんの様子をご紹介しますね。
第一回の今日は、昨年10月ころから地元の池で姿を見るようになったこちらです。
カンムリカイツブリです。
頭が少しもこもこししていますが、冠というより帽子みたい。
後ろ姿です。頭部の羽が坊ちゃん刈りのように見えますね。
羽繕いを始めました。おくつろぎ中です。
首が柔らかいですね。白い部分の羽がふわふわと温かそう!
スッキリ美人さんになって泳いでいきました。
例年、渡りの途中で立ち寄るだけなのですが、今年はすっかり居ついています。
餌も豊富で居心地がいいのかしら。
もう一羽居ついている鳥といえば・・・
カイツブリです。
カンムリカイツブリに比べるとずいぶんサイズが小さいです。
おや、冬場には羽がもっと羽が灰色っぽくフワフワになるのですが、こちらはまるで夏羽のようですね。
調べてみたら、一年目の若鳥は冬になっても夏羽のような色合いなんだそうです。
ということはこちら今年生まれた個体なのですね。
夏場はこの池でカイツブリを見かけないので、どこからか移動してきたのかもです。
ちなみに、去年の秋に見かけたカイツブリはこんな感じの色合いです。
今回はカンムリカイツブリもカイツブリもノンビリ浮かんでいましたが、普段はしょっちゅう水に潜ります。
写真を撮るのに苦労するのですが、昼はお休み中なのかなあ。
同じ日、もう一羽普段は見かけない鳥を見つけました。
あまり動かないので、写真は撮り放題ですが、どれも同じ写真になりました。
お久しぶりのゴイサギです!
数カ月に一度くらい、同じ場所で見かけます。
最後に、オマケの画像。普段はオオバンが陸に上がって葉っぱを啄んでいる場所なのですが・・・
ギョギョギョッ!
なんとヌートリアが三頭も!!!
水から上がったところなのでしょうか、毛が濡れています。
巣穴?と思われる場所に顔を突っ込んでいます。
特定外来生物のヌートリアがこんなに目立つ場所で暮らしているなんて!
泳いでいる姿は時々見かけていましたが、本当にビックリです@@
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
カンムリカイツブリ
カイツブリ科カンムリカイツブリ属。冬鳥。頭の羽は冠というほどではないなあと思っていたら、夏羽は黒い冠羽がつんつん立ってまさに冠!見られるのが冬羽だけなのが残念。日本で見るカイツブリの中では最大種。
カイツブリ
カイツブリ科カイツブリ属。留鳥。小型の水鳥で、水にぽこぽこ潜って餌をとる。別名は鳰(にお)で、琵琶湖に多く生息したことから、琵琶湖の別名を「鳰の海」とも言う。そういえば昔琵琶湖博物館で、潜水するカイツブリを水槽で間近に見たなあ(まるでイルカの水族館の展示みたいに)
ゴイサギ
サギ科ゴイサギ属。留鳥。つるんとして青みがかった羽に赤い目が特徴的。夜行性なので昼間見かけてもほぼ動きがない。その昔、醍醐天皇より五位の位を授けられたので「ゴイサギ」と言うらしい。
おまけ:ヌートリア ※※特定外来生物※※
ヌートリア科ヌートリア属のげっ歯類。巨大ネズミと考えると結構コワイ。毛皮をとるために移入したものが各地で野生化し、現在は特定外来生物に指定されている。毛皮は結構質がいいらしい・・・
【撮影:2025/1 宇治市】