ル・コルビジェの近代建築の5原則はあまりにも有名です。
ミニストックの原型とも言える最小限住居を設計した増沢洵氏も5原則を示しています。
1・経済性
2・合目的性
3・機能性
4・調和
5・時代性
この5原則は全ての建築について言えます。
ミニストックにもイニシャルコストとランニングコストを抑えるを設計を取り入れています(経済性)。
また、大きな目的としてミニストックは全ての設計が省エネにつながる事を意識しています(合目的性)。
動線、パブリックとプライベート、ウチとソトどこを切り取っても使いやすくなっている事(機能性)。
家族と家、街と家、地域と家、新潟と家。どう佇むべきか。「間」のデザイン(調和)。
時代性についてはどうでしょうか。ネイティブディメンションズでは、ミニストックに限らず常に「普遍性」を設計に取り入れています。「時代性」と真逆の考えと捉えられてもおかしくありません。
普遍がマンネリであれば時代性と真逆の解釈になるかもしれません。しかし、私が考える普遍は、未来においても変わらないものです。未来においても変わらないものとは、今まで永く愛されてきたものでもあると考えています。ちなみにマンネリは将来淘汰されます。
広い意味での時代性と表現したいところですが、これでは設計として物足りないとも考えています。
だから、設計士としてのエゴをちょっとだけ付け加えています。
それがministock流です。
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