私も設計士なので、設計する住宅は少しでも格好良くしたいとは考えています。
日頃お伝えしている通り、見た目の為のデザインではなく、機能として成り立つデザインを設計したいと考えており、個人的にはエンジニアリングに近いニュアンスで取り組んでいます。
それがあっての「少しでも格好良く」な訳ですが、
三角形のカウンター(こげ茶色の部分)が2つ並ぶ少し変わったトイレですが、これも使いやすくする為の理由があって、このスタイルになっています。
まだまだ雑然とした状況なので、完成した時にこのトイレの使い勝手についてお話したいと思いますが、なんとなく目を引く三角形のカウンターに、たぶん私と大工さんしか気が付いていないだろうというこだわりを仕込んであります。
このカウンターはフローリング材で作ってもらいました。つまり、細長い板で作られています。
だから、出来上がった時も細長い板であった事を残したかったので、
垂直部分と水平部分ですが、木目が繋がっている事で3次元でありながら2次元的な連続性も踏まえているっていう、ちょっとしたこだわりです。
まぁ、こんな事言わなきゃ誰も気が付かないと思うんですけど、あえて誰も気が付かない様な設計士のこだわりを残す事で、「住んでいる人も気が付かないこの家の秘密」を私が握る事になるんです。
簡単に言うとちょっとしたイタズラなんですけどね。
今日ばらしちゃったから、また何か1つ作ろうかな。
で、お引き渡しした10年後位に打ち明けるとか。
家づくりは楽しまなくっちゃです。
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