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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】タバコ屋論②-建築家の小さな自邸-

2022-04-23 20:13:51 | ministock-04
私がタバコ屋に憧れ始めたのは2015年の小屋フェスに行った辺りから。

ちょっと前くらいに小屋に興味を持ち始めたら、小屋フェスの情報をキャッチ。
これは呼ばれてる、と思って日帰りで行ってきたんです。

もうそこで妄想が膨らむのと理屈っぽい私が理由を付けながら整理を始めます。

昨日の記事の経緯もあり自宅兼事務所にするのは決めていました。
そして、事務所って言ったら私が作業するスペースと打ち合わせスペース。
これが最小限


ではない。


打ち合わせスペースってマストじゃない。
カフェでもできるし、自宅のリビングでも代替できる。

ついにはオンラインでできる時代になりました。

打ち合わせスペースがいらないっていうことは、私一人がすっぽりハマればいいだけ。

小屋やん。

それが可能だと思い始めると色々つながり始めました。

ちょうどその頃町内会の役員をやってまして、町内会中のおじいちゃんおばあちゃんと仲良くなりました。
昭和40年代に造成された団地に引っ越してきた我が家は期待の若手グループに入れられていて、町内会の連絡事項をパソコンでささっと作っちゃうこととハート君がいることで異様な人気者となりました。

ぶっちゃけますと役員になったのも、お年寄りは「もう無理」っていうし、一部の若手も「仕事があるから」となかなか引き受けてくれる人がいなかったからなんです。ウチも共働きだけどと思いながらも、他の積極的に参加してくれる若手ファミリーと協力して色んなイベントを開催しました。もちろんその後の懇親会が楽しくて。

ってやってたら、おかげで娘たちがどこで遊んでいても、情報は逐一入ってる状態。

なるほど地域コミュニティってこういうことかと知ったのもこの時期だったので、これは私が今度パトロール側にならないと、と思って小屋とタバコ屋がつながったのです。

結果昔ながらの見世(店)が現代によみがえる。

家で仕事をすることはコロナで生まれた新しい文化じゃない。
元に戻るだけなんです。
今まで当たり前だと思っていたことは、戦後の無理やり作られた文化なのかも。

「日本人らしい」というテーマが見えた時、在来工法を積極的に勧める私のワクワクが一気に倍増しました。

この誰得な記事はつづきます

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