native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「サトウ工務店×ネイティブディメンションズ_コラボ03」配筋検査

2020-06-18 19:58:45 | こだわり設計
快調に空梅雨。

もう、梅雨を信じる人いなくなるんじゃないでしょうか。

でも、そのおかげで工事も順調、検査も順調。

今日は、現場にて佐藤さんと配筋検査を行いましたが、私の現場の滞在時間が2時間強。

うち検査時間が1時間

世間話が1時間強。

佐藤さんは、これも仕事だって言ってました。

そっか。

と言っても、適当に検査を終わらせたわけではないですよ。
いつも通りちゃんと測りまくってます。


じゃぁ、なんで早く終わっちゃうのかって言うと、

基礎が単純なんです。

1階の壁の下全部に基礎が必要かって言うと、

そーじゃない。

基礎は屋根からの力を地盤に伝える最後の道になるので、とても重要な構造です。

とっても、重要な構造ですが、

もっと大事なのは、屋根からの力がどこを通って落ちてきているのかを設計しているかどうかです。

それさえ分かれば、正確にはそれさえ設計できてれば基礎は単純にできます。

屋根からの力が落ちてこない壁は、壁やその周辺の床の重さだけなので、基礎がなくても支えられます。

そして、その力が落ちてくる場所を結んだ時に、それが正方形なり、長方形になれば基礎は単純になるということ。

検査時間の省力化は、設計段階から始まっているんです。

世間話しの時間を作るために、設計してるのかと言われると、

さて、どうでしょう。

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