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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】表の顔・裏の顔-新潟の小さい家-

2020-06-19 22:12:56 | ministock-11(lab)
外部作業もついにここまで来ました。
裏側はすでに張り終わっています。

本日、玄関の引き戸枠がつけ終わったので、ついに外壁工事もラストスパート。

玄関引き戸は毎度毎度のデザインですが、今回の板ははいつもよりすごくお上品気な雰囲気。

美人っていうイメージ。

同じデザインだけど、板によってさまざまな表情になります。
これが無垢材の特徴。
それぞれが持っています。
オーナーの皆さん、なでなでして愛してください。

上にある鴨居の下に、ポスト口を兼ねた壁はスーッと並ぶレッドシダーの板です。

玄関引き戸も同じデザインになるので、レッドシダーの板が合計14枚並ぶことになります。

今から楽しみ。

ちなみに室内から見るとこんな感じ。

ポスト口の板は表だけで、室内からは玄関引き戸だけが見えます。

よって、現時点では、枠だけが見えます。
御覧の通り留めではなく、私が好きな角柄


あれ、

アレ、

あれれ?

(わざとらしい)

たしか、正面は鴨居の下に縦枠(と板)がくっついていました。(ギョーカイでは横勝ちという)


でも、裏側は縦枠に鴨居がくっついています。(ギョーカイ用語では縦勝ちという)


表が横勝ち、裏が縦勝ち?

相変わらず絶対に誰も気が付かないようなことにこだわっていて、そんなことを記事にしています。

なんでわざわざこんなことしてるかというと、

格好いいから。

それだけです。
表には表の格好良さ。
裏には裏の格好良さを追求します。

ただし、頑張るのは大工さん。

大工さんってホントすごいですね。

空間認識能力が高くないとできないんですよ。

ということで皆さんもチャレンジ。
正面から見ると図Aのような形で、右側面から見ると図Bの様な形になる立体を、思いつくだけ描いてください。


ただし!
曲線禁止です。
交点以外の場所での線はダメ。
線、面もダメ。


レッツ、シンク!

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