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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】譲れないでしょう-建築家の小さな自邸-

2023-11-29 19:54:43 | ministock-04
表札
ポスト
インターホンカバー

真鍮で揃えました。

同時に買うことができなかったので経年変化に差が出ていますが、いずれ揃うでしょう。
鋳物製品の様にシーズニングすると経年変化を抑えられるそうですが、
さびさびの方が好みなので今のところメンテナンスするつもりはありません。

迎え入れる場所なので材質にこだわってみました。
ようやく揃って気分スッキリ。

みなさん、ぜひ遊びに来てください。

揃えたいんだという譲れない思いがようやく叶いました。
インテリアに統一感が出ますもんね。

ところで、我が家には個室がありません。
家族全員川の字で寝ています。
壁もドアもない。


本当の個室レスです。

プライバシーなくてどうすんの?という考え方については、11年前の記事の様に整理しました。
その仕切りのない個室の普段はこんな感じ。
(世間的にはホールというかもしれない)

一部の界隈でバズっていると言われているニトリのソファベッドが、

読書用と作業用に分けて置いてあります。

これが夜になるとベッドに変わる。
細かい話ですが、日中のソファとして使う「面」と寝るときに使う「面」は違います。
ベッドはパジャマ以外の服で寝ころびたくないという方も大丈夫です。(私の事)
高3の娘と川の字で寝ています。
社会人の娘が帰省した時もこのまま川の字で寝ています。

結婚して娘たちに家族ができたら1階やロフトに散らばろうかなとは考えていますが。

そして、特徴が、布団も枕も全く揃っていないということ。
ココだけは家族全員一致で揃えないことになりました。

理由は、
好きな枕の高さ、硬さ、
掛け布団の肌触りの好みが全員違うから。

ココだけは譲れない。

ある意味、お布団生活だからできることかなと思っています。
ベッドで掛け布団がバラバラだったらやっぱ格好悪いかなって思っちゃいます。

で、ここで一つ解説。
ベッドは日中たたんであるとして、かけ布団はどこから持ってきてるの?

ここです。

ここ
この中に家族4人分かつ1年分のかけ布団と枕が入っています。

こんな感じ。

幅76cm、高さ60cmで十分。

夏はタオルケット、冬は夏用の羽毛布団や綿毛布とかなので、
全然かさばらない。

スウェットとかフリースとか厚着しているわけではないですよ。
Tシャツやパジャマで寝ています。

だから、押入いりません。
っていうか厚手の部屋着もいらないからクロゼットがすっきりします。

っていうか、
日中は階段として使っているスペース

階段なのに畳が敷いてあるのも謎ですが、

ここは、私のお昼寝スペースです。

それを言い出したら、1階の日中はやっぱり階段の一部として使っている畳の小上りも、酔いつぶれた時用に寝ることができます。
しかも、それぞれのスペースにブランケットが用意してあるという本気度です。
実際は酔いつぶれた時よりも、娘が試験勉強でそのままここで寝てしまっていることが多いです。(ちなみに一昨日もここで朝まで寝てました)

16坪しかないのにどんだけ寝る場所あるんだっていう家ですが、

何が一番言いたいかっていうと

一年中タオルケットで寝ることができる家っていうこと。

家中暖かいんです。(家中涼しいんです)

だからどこでも寝れちゃうんです。
暖かくて涼しいことが一番譲れないことでした。

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