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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-02(lab)】希望の光-省エネルギーな小さい家-

2016-04-03 19:28:12 | ministock-02(lab)
昨日の続き的な話です。

小さい家ってホント小さいんです。
家に入ったと思ったらすぐ突き当りみたいな。
実際5m46cm真四角の家って言ったら、もうね。そりゃ。
大人3人が手を広げてつなげたら5m46cmですよ。

いかに広く見せるかが狭小住宅の設計ポイントであり、その中でワンルーム的な間取りはその代表格です。

私もコミュニケーションの取りやすさや明かりの取りやすさからワンルーム的な間取りはよくご提案しています。
ただし、昨日の話の様に見えないからこそ広く見えることもあります。
実際には広くないんだけれども、広く想像させちゃうみたいな。

ミニストック-02は2階リビングの間取りで1階は水回りで細かく仕切られているので、かなり狭いです。

そこで採用するのがセンターライン。

細かく仕切れば暗くなりがちですが、それを利用しちゃえ。

暗いんだけれども、その先が明るい。
狭いんだけれども、その先が明るい。

唯一視界に入るのが、その先の明かり。
暗闇をさまよっている時に灯りが見えるとすごくほっとする「あれ」です。

狭いとか暗いじゃなくて、明かりがうれしいっていう。

ただ予算が合うように必要な大きさを並べたプランじゃなくて、どこにドアがあるか、どこに窓があるかっていう理由だけで必要な大きさが変わるかもしれません。
もちろんそのドアや窓の位置関係で見えていいものと見せたくないものを分けながらです。

プランの質で広さと性能を図るのがネイティブディメンションズ流。


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