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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

冷蔵庫 右開き 左開き

2015-09-24 23:08:40 | 住宅設備
今日たまたまMiele(ミーレ)の代理人の方と話す機会があり、ちょっと目からうろこの話を聞きました。

正直輸入家電製品(白物家電)は、個人的にはしばらく遠慮している最中です。
とは言うのも、見た目は文句なしに日本製より欧米製品の方が好きです。
15年くらい前に洗濯機はドラム式に限るぜぇとか思って、イタリア製のドラム洗濯機なんかを使ってしました。
当時はまだドラム式の洗濯機なんて売ってなかったですからね。全自動か2層式の時代でほぼ全自動一択の時代でした。

ドラム式洗濯機は乾燥機能も付いていましたから、なんて省スペース。上にも物置けるし、これほど便利なものはないと思っていたのですが、ひとたび故障すると、日本の代理店担当者は、売るだけが仕事のようで、中身の事についてはちんぷんかんぷん。とりあえずこの部品を変えてみましょうから始まって、その部品が届くまでに1か月半かかりますになって、ようやく届いて変えてみたものの症状変わらずみたいなことがループします。

たまたま全自動も持っていたのでそんなに困りませんでしたが、普通だったら致命的ですよ。

「なんせ輸入品なもので」

の一言では片付けられないよなぁって思って、毎日に関わる道具については、輸入品の選択をちょっと避けていました。

ところが、今日ちょっと気が変わる出来事があったのです。

台所の設計において気を付けている事があります。
それは冷蔵庫の開き勝手。
日本製品は何も言わなければ右開きが標準。
左開きにしてって言うと左開きにしてくれます。

だから台所の設計を何気にしちゃうと、引っ越してから冷蔵庫がとても使いにくくなってしまう可能性があるので、事前の説明を加えておく必要があります。

それに対して。

写真はミーレの冷蔵庫。
日本にはないおしゃれさがプンプンしています。(画像ではあまり伝わっていないと思います。実物は結構格好良かったです)
ミーレの冷蔵庫は正規輸入ではこれ一択で、製氷機もないとってもシンプルな冷蔵庫です。

この冷蔵庫、開き勝手が自由に選択できます。
昔ありましたね、右にも左にも開く冷蔵庫。今もあるのかな?

ミーレの冷蔵庫はちょっと違う。
開きは右か左かどちらかになりますが、扉は外付けで固定されているので、購入してからも金具を外して反対側に付ければ逆の開きにできるっていう、恐ろしいほどシンプルな考え方でありながら便利な機能を持っています。

それが、専門の方でなく、誰でも変えられる作業なので、購入してからでも悩み無用。うっかりしてても悩み無用。になっちゃうんです。

私なりに変なところの痒いところに手が届いた気分です。

もちろん他にもこの冷蔵庫が他社にも日本製品にも劣らずの機能を持っていたり、消費電力も日本製品とさほど変わらないなど、素晴らしい機能がついています。

代理店の方も部品を細かく指示することができると言ってたので、メンテナンスも期待できそうです。

雄一の欠点は価格くらい。(日本製の3倍はします)
見せるキッチンが好みの方でしたら、候補に挙げてもいいのでは。

おススメしますよ。









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