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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

住学の準備

2018-01-18 19:44:57 | 建物探訪
来月開催する住学の準備でサトウ工務店の佐藤さんと二人で、

桐生建設の桐生さんあかがわ建築設計室の赤川さんにご挨拶に行ってきました。
今回の第1回目の住学が実現できたのは、この2物件が目と鼻よりも若干近めだったことがすべて。

そして、お二人とも「なんか作ってるな」と思いながら、様子を伺っていたそうで、そう言った意味ではなんかいいマッチングができたのではないでしょうか(笑)
当事者同士がスッキリしたんですから。

まぁ、そりゃ気になるわって話です。
私のミニが3割増しくらいで格好良くなってます。

先にお伝えするとお二人とも、似たような材料使っているのに、アプローチも全然違うし、結果、見た目も違う事。

これだけで、建築(住宅)って面白いってなります。
今回の組み合わせは大正解ですね、佐藤さん。

それぞれの建物は各社のホームページやブログ、または実際に見学して確かめていただきたいのですが、
私が見た感想は、

桐生さんの設計はホント不思議。
素材の使い方がほんとミラクル。
なんで、コレ思いついたんだろう。


新しい命が吹き込まれているっていう印象。
ネタばれ(!?)にも若干注意して、表現をややぼかしておきますが、素材って設計者次第でどうにでもなるっていうお手本ですね。
お見事でした。

そして、赤川さん。

がちがちに攻めてます。

設計者たちが妙にこだわる「重心」

あかがわサイジングと名付けたくなるくらいの重心。(もうちょっと格好いい言い方ないかな)
恐れ入りましたとやっつけられてから中に入ると・・・


最初に触れたとおり、お二人とも似た、もしくは同じ素材使っているんですよ。

その素材は密度のある重たい材料なんですけど、赤川さんの設計は妙に軽快。
軽いんじゃなくて、軽快。
流れているっていう印象。

その流れの中で、景色も一緒に流れてくるみたいな見え方。

いいなぁ。

お二人のエッジ。
楽しかったです。

「住学」
これは盛り上がりますよ。








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