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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

春分

2023-03-22 23:54:35 | 建物探訪
昨日は春分でしたね。

アプリの青い線と赤い線のちょうど真ん中を太陽が通っています。

本当に中間なんです。
昔の人はなんでコレに気が付いたのか。

すごいとしか言いようがないです。

昨日はお隣の山形県まで、新規のお客さんのヒアリングと現地確認に行ってました。
その土地での太陽高度の確認が最初の画像です。

ありがたいことにここ数年県外からのお問合せが増えていまして、3日前に一つ設計が終わったばかりなんですが、がっつりの設計と監理業務ではなく、

間取りだけ考えるっていうお仕事なんです。

やっぱり離れているので、工事も含めて最後までの意思疎通がぼやけてしまうのではないかという所で、私の思想をおすそ分けするようなお仕事です。

私の技術的な部分や感性的な部分において、「同業者に対しては技術的な部分「のサポートやセミナー等をさせていただいてますし、「感性的な部分においては県外のお客さん」からお声がかかったりと、

今までは「狭く深く」というスタイルでしたが、「浅く広がり」つつある新世界にとても感謝しています。

そんな山形県(鶴岡市)にはドライブがてら、Adoの新世界とかを聞きながら行ってきました。
ちょっと早めに出て観光も楽しもうという作戦です。

致道博物館





1つの敷地に8つの重要文化財等が移築されています。
鶴岡市は、明治時代に当時の市長が「こんな田舎のままじゃだめだ。町を近代化させておしゃれにするべ!」ということで、西洋建築への建て替えを積極的に行ったそうです。

最先端だったはずが、それが一周して需要文化財になるんだから何が起こるか分からないもんです。

祝日ということもあって、お昼は混雑する前に取りました。

山形は、やっぱりラーメン食べなきゃダメなんだろうな。

とうことで、つるみ食堂さんへ
煮干しががっつり効いたスープに細麺がよく合う。
玉ねぎのシャキシャキもアクセントにいいです。
王国を感じました。

多分、どこ行っても美味しいラーメン屋ばかりなんだろうな。

新潟もそれに近いところありますもんね。

で、ありえんくらいすぐに出てきて、すぐに食べ終わっちゃったので、もう一軒文化財見学してきました。

丙申堂





山形県内NO2の方のお屋敷です。
元は新潟市江南区の出身だとか。

目を引くのがなんと言っても石置き屋根。
ここまで敷き詰めるのは初めて見ました。

そして、古民家なのにトラス組の屋根。
これは圧巻の一言。
加えて屋根の△部分にガラスが入れられているので天井が明るいんです。

一般的な民家ってっ屋根が薄暗いのがデフォルトなので、何から何まで普通じゃない作り。

ラーメン早く出てきてくれてありがとう。

これで時間もちょうどよくなったので、待ち合わせの鶴岡駅前に行くと、山居倉庫ならぬ鶴岡倉庫なるものが。
ヤバいくらいに格好いい。
こんな倉庫最高かよ。

素敵なまちです。
設計がんばろっと。

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