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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

山の恵

2020-11-19 22:56:37 | 建築雑談
昨日、今日の二日間で色々勉強してきました。

お題はどちらも似たようなもので、森林資源活用を活性化させましょうというもの。

昨日は、長岡市にある志田材木店さんで県産ブナ材(スノービーチ)の製材の様子を見学させていただきました。

先月、山に入って伐採の様子を見学させていただいたので、昨日はその続き。

山で伐採された木は、製材工場でどの様に加工されるのか。

左から木の皮と分けられた板が流れてきます。

気分は某国営放送の「はたらくおじさん」を見ている状態。
当時テレビを見て、ワクワクしたのを思い出します。

そして、それは今でも変わらず。
やっぱり、モノが出来上がるまでの背景って、人の心を動かすなぁって。

知らないところで作られたものよりは、知ってるものの方が気持ちが入っちゃうのは当然ですよね。
そのきっかけづくりを行ってきました。


そもそもなんですけど、建築材料はこの新潟県にふんだんにあるそうです。
だけど、その発信が上手な方も知れば、下手な方もいる。

いくら量があっても知ってもらわなきゃ買うことができません。

だからてみんなで何とか頑張ろうよというのが今日の勉強会。

県や市の担当者、林業に携わる川上から川下方々、私は建築士の立場として「にいがたの森をつなぐ未来会議」に参加してきました。

ワークショップ形式の会議が少し型にはめられている印象で結論を急ぎ過ぎている印象はあったものの、色んな立場の方から、何に困っているのか、どんな連携を考えているのかなどの意見を交換してきました。

今日が下越地区の会議で来月県全体の会議があるそうです。

単純に新潟とは言いませんが、国内の産業が一つでも盛り上がれば景気は良くなっていくわけです。
その結果、私たちみんながその恩恵を受けることになっていきますので、住宅建築に限らず、生活のありとあらゆる場面で山の恵を使っていくご提案をしていこうかなと考えています。

まぁ、何はともあれ木はいいですよ。
触ってると愛着湧きますね。



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