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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-06(soho)】よこしまな設計の結果、穴だらけになった始末。-グランドピアノがある小さい家-

2018-01-10 22:03:32 | ministock-06(soho)
昨年末に記事にした通り、リビングはCD棚や扉、ブラインドで横の線を強調した結果、日差しもよこしまになり、なんだかフレーバーティーでも似合いそうな場所になりました。

スタバの窓際で、Macbook開いてスカしてるビジネスマンにちょっと憧れているけど、恥ずかしいなっていう方。(どんな偏見)
ここで練習できますよ。(うそ)

っていうか、スタバより雰囲気いいですけどね。(自画自賛)

まぁ、そんなよこしまな設計していると、建物は穴だらけになってしまいます。


玄関に設けた傘収納。

え、どこ?
画像右側に壁に同化するように隠れて付いている扉が傘専用の収納です。
傘の収納って、便利そうだけど蒸れそうじゃない?っていうのが世間の声。

だから、穴が開いてます。

ついでを言うと、扉に傘が引っ掛けられる。
つまり、お客様の傘が掛けられる。
濡れた傘はしばらく扉に掛けておく。(扉表面はタイル貼)

ネイティブディメンションズの定番の拘りと言えば下駄箱。
蒸れた靴を入れちゃうとカビちゃうんじゃ・・・
という心配がないように、扉を閉めても天井との境には隙間を。

隙間とは誰も気付かないような隙間。
だから、画像だと隙間があるのかよく分からないけど、開いている。

洗面所脇の収納。

扉を開けると鏡になるのは、まぁ、どうでもいいとして(!?)

この扉を閉めても、

すごく格好いい真鍮のタオル掛けは、まぁ、どうでもいいとして(!?)
隙間あり。

洗面所脇なので、濡れたものを片付けても通気してくれます。

階段においては、まんま穴

通気用ですが、なんかオシャレさん。


床に穴は開いてるし
(先日の記事参照)

遂には、穴の大きさも遠慮がなくなる始末。

キッチンだろうが、ロフト階段だろうが容赦なし。

ロフトにだって。


穴だらけの高気密住宅はいかがでしょうか。
お好みによって、自由に開けられます。








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