待ち合わせは本屋さんで

ようこそお越し下さり、ありがとうございます(^_^)

あさのあつこ『十二の嘘と十二の真実』

2007-10-30 | あ行の作家
この作品「怖いけれど哀しい、おぞましいけれど面白い」という紹介文が

ついていたのだが、まさにその通りって感じ!!


中世の王国の物語と現代の恐怖譚が交互に語られていきます。

読み始めてタイトルの意味が分かります。

王妃に仕える侍女ツルと、現代の1人暮らしの老婆の謎とは…。


さて感想。


も~。怖いよーーーーーーーん!!!!(涙)

ダークな世界ですが、面白くて一気読み。

ただ、やっぱりエグいしグロいし残酷なんだけど。

そしてじんわり染み入る恐怖がたまらな~い。

王妃に献身的に尽くす侍女ツルとは…。


あさのあつこさんや小川洋子さんはやっぱりすごいわ。

和食も洋食も中華も何を作らせても完璧みたいな…。

↑例えがイマイチですみません(汗)


話題作に比べ、哀しすぎる愛の結末を描いた「崖の上」はあっさりしてたかも。

とても面白い作品なのですが、私の好みでないので★★★(内容的には★★★★)


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集