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山本幸久「凸凹デイズ」

2006-12-26 | や・ら・わ行の作家
主人公は凪海(なみ)22才。彼女が勤めているのは凹組



エロ雑誌のレイアウトもスーパーのチラシも、なんでもごされの従業員3人の



弱小デザイン事務所だ。



律儀で仕事が丁寧な大滝と、古着の着物姿で仕事をこなす天才肌の黒川とで、



毎日仕事をこなしていた。



ある日、遊園地のリニューアルのコンペに参加することになる。うまくいけば、



宣伝・販促物のデザインの仕事がまいこんでくるのだが...。




男2人に女1人。パターンですが、恋愛物とは違います。



会話がいいし、とっても面白いです




10年の時が交差して書かれています。お仕事小説でもあり、青春小説でも



あります。嫉妬したり、葛藤したり、恋したり。



この作家のつけるネーミングには、センスの良さを感じずにはいられません。



ポイントポイントでちゃぁんと、とどめをさす...この作家すごいです。



ラストはヤラレました。ウルッときますよ。



こうやって一歩ずつ、成長していくんだね。



田舎から上京して1人で頑張っている人にオススメしたい一冊です。5点中3.9点



PS ドラマ「恋のチカラ」を思い出しました。あのドラマは良かったな!! 



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