加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

執筆環境を変えてみる。

2008年05月20日 23時54分14秒 | パソコン・デジモノ
四月に出した本から執筆環境を変えている。といっても、メインの文章打ちを一太郎2008にしただけなのだが。

以前からATOKの登録ユーザーだったので値段がそんなに変わらないこともあり、思い切ってJUST Suiteを導入してみた。

小説を書くのにプレゼンテーションソフトや花子はいらなかったが、表計算ソフトとPDFは使う。なので一太郎2008ではなくて、これにした。

一太郎そのものは、年々重くなっていく。重くなるのが一太郎の特色なのか。重すぎていっときエディタソフトを別に添付していたくらい。PC98でサクサク動いた一太郎3のころが懐かしい(<いつの時代だ)。

一部の企業と省庁と、あと、先生たちくらいだろうか、一太郎ネイティブのファイル形式を使っているのは。

一太郎は8以来購入を止めていたんだけど、今回、また戻ってきたのは、ファイルの整理に「タブ」が使えるかな、と思ったのだ。

よその小説家は知らんが、わたしは一本の小説だったら、本文のファイルだけではすまない。概要を書きつけたもの、梗概を書いたもの、アウトラインモードにしてプロットを練ったもの、資料のファイル、登場人物の一覧表と、ざっと五つか六つになってしまう。
これを、同じジャストシステムのインターネットディスクで同期を取りつつ三台のマシン(クァドコアのデスクトップにノート二台)で書いていくのだが、ファイルが多いと面倒なのだ。
一太郎にはEXCELのように一ブックに複数のシートのようにいろんなファイルをタブのようにして一文書ファイルにする機能がある。これでまとめようと思ったのである。

結論からいうと大正解だった。もともと重いのでマシンは早いものを持ってるんなら小説書きにおすすめする(ちなみに入稿は当然本文のみをプレーンテキストにして送っている)。

正直、よっぽど一太郎&花子系のファイル形式の資産があるのでないかぎり、ふつうのオフィスで使うのなら、無難にMSオフィスの2003までのバージョンで十分だろうと思う。というのは表計算の三四郎はやっぱりエクセルには劣るからだ(プレゼンテーションソフトは使っていないのでわからない)。



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2 コメント

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おお、iDisk仲間。 (加地 尚武)
2008-05-21 20:46:39
やっぱ、この、ATOKを複数台で使ってると、辞書をね、統一するのが面倒なので、ATOK Syncを使おうとおもったら必然的に使うようになりました。

太郎4、EMSメモリが高くて買えなかったで見送った覚えが(笑)。友人にさわらせてもらってあまりの重さにびっくりした記憶が。

最終巻原稿さっき結末まで読み返しました。そうですね、ワタシ的にはある程度満足したような気がします。お楽しみに。
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インターネットディスク (tomo)
2008-05-21 10:41:55
IDISK使っている人いるんですね。
無料時代のIDISK130Mをまだ使っています。
結構データーを複数のPCで使うには便利ですね。
うちのPC、ノートPC、職場のPCで同期しています。

昔の一太郎はエディター代わりで使っていましたが、今は、ATOKだけでワープロはワードになってしまいました。
太郎4で98にRAMを増設していた頃が懐かしいです。

さて、福音の最終巻。
どんな結末が待っているのか楽しみに待っています。
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