乙武洋匡氏のブログの記事が話題を呼んでいる。
オトタケからのメッセージ 「紀子さま出産」
引用はしない。リンク先の文章を読んで頂きたい。
なお、コメント欄にはきちんとした批判も多いが、障害者への差別的な表現を含むコメントも多く寄せられていることをお断りしておく。
先入観を捨てて、乙武氏のもとの記事を読めば、(世間は)「ひとつの命が誕生したこと」あるいは「男児が誕生したこと」のどちらがめでたいと考えているのだろうか? という問いかけになっており、けっして、「どちらも(さわぐほど)めでたくない」と言いたい文章ではないことがわかると思う。
しかし、末尾の「これで、また大事な議論は先送りにされてしまうんだろうなあ…。」という「高みに立っただけ」の物言いが反感と批判を呼んでいるようだ。
そこから、前段の問いかけも、問いかけではなくめでたがる世間に水を差す言動と取られているのではないかと思う。
ひとの文章をとやかく言える立場ではないのは承知しているが、意図は十分理解できるものの、乙武氏の文章には問題が多すぎると思う。皇位継承問題に触れるにはあまりにも言葉足らずであり、子どもっぽい文章ではないだろうか?
皇位継承問題が重要な問題だと思うならなおさら、キャスターや評論家として生きていくつもりならなおさら、もっと慎重に書くべきではなかったか。
最後に、皇位継承問題について、わたし自身は「女性天皇」賛成である。また、今回の男子誕生により、「先送りできる」ではなく「論議のためにじゅうぶんな時間が与えられた」と考えるべきだし、そのような流れになるべきだと思う。
オトタケからのメッセージ 「紀子さま出産」
引用はしない。リンク先の文章を読んで頂きたい。
なお、コメント欄にはきちんとした批判も多いが、障害者への差別的な表現を含むコメントも多く寄せられていることをお断りしておく。
先入観を捨てて、乙武氏のもとの記事を読めば、(世間は)「ひとつの命が誕生したこと」あるいは「男児が誕生したこと」のどちらがめでたいと考えているのだろうか? という問いかけになっており、けっして、「どちらも(さわぐほど)めでたくない」と言いたい文章ではないことがわかると思う。
しかし、末尾の「これで、また大事な議論は先送りにされてしまうんだろうなあ…。」という「高みに立っただけ」の物言いが反感と批判を呼んでいるようだ。
そこから、前段の問いかけも、問いかけではなくめでたがる世間に水を差す言動と取られているのではないかと思う。
ひとの文章をとやかく言える立場ではないのは承知しているが、意図は十分理解できるものの、乙武氏の文章には問題が多すぎると思う。皇位継承問題に触れるにはあまりにも言葉足らずであり、子どもっぽい文章ではないだろうか?
皇位継承問題が重要な問題だと思うならなおさら、キャスターや評論家として生きていくつもりならなおさら、もっと慎重に書くべきではなかったか。
最後に、皇位継承問題について、わたし自身は「女性天皇」賛成である。また、今回の男子誕生により、「先送りできる」ではなく「論議のためにじゅうぶんな時間が与えられた」と考えるべきだし、そのような流れになるべきだと思う。
もし間違っていたらご指摘願いたいのですが、歴史そのものである「天皇制」を存続させるならば、歴史に習うべきです(厳密には女系天皇が存在していたという説がありますが)。
ただ、遠い将来、女系継承を検討しなければならないときがくるかもしれません(さいわいなことにそれは遠ざかりましたが)、そのときは「天皇制の存続」そのものも含めて議論せざるを得ないのでは、と思います。
「おお子供が産まれたのか(マジに妊娠してたの全然知らなかった(汗))、少子化の昨今めでたい。
おめでとうおめでとうおめでとうパチパチパチ・・・」
と単純に思ってた。
>歴史そのものである「天皇制」を存続させるならば、歴史に習うべきです
>(厳密には女系天皇が存在していたという説がありますが)。
因みに女性天皇=女系天皇じゃないですよね? 女性天皇なら推古天皇とか持統天皇とか居た訳で
「女性が天皇になるのは歴史的に見て是=歴史に習ってる」
と思うのですよ。 そしてその後をどうするか?(誰が継ぐか)もまた歴史に習えば良いのではなかろうか?と。 なお今日一寸「女系天皇」で調べてみたのですが今ひとつ明確にどういう意味なのか解りませんでした(汗)。 まあこれは「天皇制を存続させる」と言う前提の下での話しではありますが。
・・・でもこのブログの方は自分の立場を(一応有名人だし)考えて発言すべきだったとは思います、これだと反抗期の子供が書いたと言われても納得してしまいそうだし。
女系天皇というのは、ある女性天皇がいて、その夫になるひとが皇族でないひとで、お二人に生まれた子が天皇に即位した場合、男女問わず「女系(継承による)天皇」ということだと思います(違ってたらすみません)。
女性天皇を容認して女系天皇を容認しない、ということは、女性天皇と皇族男性との結婚が前提にあるわけで、もともと男子の少ない皇族の現状から言うと、難しい意見かもしれません。
(皇族への養子という手もありますが)
繰り返しになりますが、皇室典範以前は不文律とはいえ少なくとも千年の歴史がある男系継承を考え直すのであれば、天皇制そのものの存続を含めた議論が必要だろうと思うのです。
今回のご誕生により時間ができたわけですから、今後大いに議論すべきですね。
乙武氏のブログには謝罪文が掲載されていますが、どうも歯切れが悪いですね。氏はたぶん「天皇制廃止論者」のような気がします。それはそれでひとつの意見ですから、堂々と主張されてもいいと思います。
>女性天皇と皇族男性との結婚が前提にあるわけで、
あ~なるほど。 私が上げた天皇も両方とも夫が皇族だった訳でその辺に現状にそぐわない(近親婚になる)って問題もあるのかなあとも思ってました(前回「歴史に習えば良い」とか言いましたが現代では問題ありですね)。
>天皇制そのものの存続を含めた議論が必要だろうと思うのです。
天皇家の人達も果たしてこの重責を担う事を是としているのか否かも含め(実際単に自分達の主義主張の権威付けに皇室を利用してる輩もいそうだし)話し合える土壌を作っていく事は大事ですね。 若干的外れな見解かもですが、今回生まれた子供がもし天皇になるとしても多分我々の死後になるのでしょうが生まれた瞬間からそういった重責を背負わせるのは可愛そうですしホントに色々と考えていきたいです。
>堂々と主張されてもいいと思います。
タイミングと手法(言い回し?)が一寸悪すぎかなとは感じました。
わたし自身は、日本には「天皇制」が必要だと思っています。しかし、いっぽうで「天皇制反対」という言葉が自由に言えない国にならないように全力を尽くさなければならないと思います。
乙武氏に限らず、やっぱり意見は、ストレートに言い合うべきですよね。