加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【げーむ】歌を忘れたおじさんへ。「時雨殿」の午後。

2006年12月23日 15時01分11秒 | ゲームのこと
何年に一度って感じの大風邪をひいてしまい、2日半寝込んでいる。
おかげで忘年会をひとつすっぽかすことになってしまった。

土曜の朝もしんどくて寝ていると、長男がゲーム屋と本屋へつれていけという。
しかたないので、マスクをして出かける。
以前にも増してXBOX360に勢いが出てきたような気がする。隣のPS3の棚に比べると、だが。
アマゾンで予約をしていたのに発売日に届かなかった(実は今も届いていない)「ロストプラネット」を横目に、DSの棚を物色していると、おもしろそうなものがあったので、つい買ってしまった。

タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿

任天堂

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いや、楽しい。これはいい。
わたしはもともと「和歌」が大好きである。どれも文庫だけど、古今和歌集や新古今、万葉集を持っている。もちろん百人一首も「王朝秀歌選」と一首ごとの脚注本を持っている。
が、しかし。
歌を暗唱できないのだ。読み込みがたらないといえばそれまでだけど、ほんとうに歌を憶えていない。憶えられない。
この任天堂の百人一首を題材にしたゲーム(あえてゲームという)は、ゲームを楽しみながら百人一首をおぼえる(強くなる)ことができる。

風邪薬を呑んで横になりながら、気がつくと夢中になっていた。
簡単な京都案内もついているこのソフトは、文化振興のために任天堂の山内会長が京都に建てられた施設「時雨殿」の名をとっている。ちょっと行きたくなった。