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加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

寝る前の独り言。

2005年04月11日 00時44分31秒 | 公園のつぶやき。
午前1時。
土曜の夜から、起きている時間のほとんどを執筆に費やした。外出したのは息子と市立図書館に行ったときだけ。
わたしのささやかな本を待ってくれているひとたちを、これ以上待たせたくはない。だが、今日も書き上げることができなかった。

おもに音楽専用になったiBookにつないだUSBスピーカーからは、レディオヘッドの歴代のアルバムが順にかかっている。
ああ、いま、大好きな「フェイク・プラスティック・ツリーズ」が始まった。美しいボーカルだ。

今日、いや、もう昨日だな。
春一番が吹いて、雨になった。
桜はみな散ってしまったのだろう。

時間が流れていく。
乳房から引き離された幼児が泣くように、嘆いてみてもはじまらない。
それはわかっている。

わたしは、自作の小説の登場人物に「少年よ、荒野に独り立つことを恐れるな」と言わせたことがある。
作者のわたしが、荒野に独り立つことをいちばん怖がっているからだ。

The Bends


桜の満開の下で、妙な言葉を思いついた。

2005年04月10日 00時23分56秒 | 公園のつぶやき。
   ねがはくは花の下にて春死なん
             その如月の望月のころ


 如月はもちろん陰暦で。望月とは満月。だが、わたしは西行法師ほどには桜という花を愛してはいない。放浪の果てに独り静かに息を引き取るよりは、ほんとうに気のゆるせるひとに見守られて、ベッドの上で大往生というものをしてみたい。つくづく俗人である。

「花見」というが、花のほうから息をとめて見つめられているような気がする。
「おまえはこの一日を漫然と過ごしていないか?」と詰問されているようで、なんとなく落ち着かない。

 時は残酷に過ぎ去ってゆく。明日には葉桜だろう。写真に撮った桜の花は、なにも映っていないのと同じ。こころのなかに、かすかなぬくもりがのこっているのならば、それで、じゅうぶんではないか。
 これからの荷物は軽いほうがいい。いつか満開の桜の下に消えていくときまで、両手にはなにも持たずに歩いていこう。

独り歩きはさびしくない? iPod shuffleで歩く春の夜。

2005年03月30日 00時01分32秒 | 公園のつぶやき。
独りで歩いている姿がさびしそうだと言われた。

春の夜、ちゃんとした歩道もない道の脇を、わたしはとぼとぼと歩いて家に帰る。

…そんなもの、おれの勝手だ。踊りながら歩けばいいのか。
そんなわけにもいかないな。

では、どんな顔をして歩けばいいのだろう、と考えた。さびしそうに見えないように歩くには。

答えがみつからない。みつけようと思っていないからだ。
ちょうど、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」がかかった。
よせやい。泣くじゃねーか。

Apple iPod shuffle 512MB M9724J/A

企業買収といえば…ウィルコム

2005年03月18日 00時05分00秒 | 公園のつぶやき。
古館「ライブドアの『波動砲』への対抗策はあるんでしょうかね?○○さん」
○○「フジテレビ側は『元気玉』を使う可能性がありますね」
古館「元気玉? それはいったいなんですか?」
○○「小口の個人株主の元気を集めて・・・」

 のっけからつまんないコントですまん。

 最近の企業買収といえば、カーライルグループのDDIポケットの買収を思い出す。手法もおなじLBOだった。
 ウィルコムとして待望の音声定額サービスを発表するなど、買収効果があらわれているような印象がある。
WILLCOM、月額2,900円の音声定額サービスを5月1日から

 我が家にはいわゆる「京ポン」、AirH" Phone AH-K3001Vもある。メインはauのケータイなのだが。
iBookG4でAirH" Phone AH-K3001Vを使っているのだ。
 リンク先のフリーのドライバのおかげである。

 ハードウェアとしての特性はおいといて、モバイルで使うときには、WinノートよりMacノートの方が感覚的にわかりやすい。通信先の選択など、Windowsの標準の機能は使えたもんじゃないと思う。そのせいか各PCベンダ独自のツールの添付が一般的だが。

正規ユーザーのあんまりうれしくないアドバンテージ

2005年03月15日 20時18分45秒 | 公園のつぶやき。
Yahoo!ニュース - impress Watch - Windows XPの正規ユーザーは標準でLZH圧縮ファイルを解凍可能になる予定

家に帰って執筆中にこんな記事を見つけた。
わたしは、単体パッケージで二本、OEM版で二本のWindows XPの正規ユーザーである。なので、当然、リンク先のマイクロソフトが用意したソフトウェアが利用できるのだが、どうもあんまりうれしくない。
正規ユーザーに特典を与えようという方針は賛成である。しかし、最初に用意されたものは、どうにも、違法コピーユーザーへの「アドバンテージ」という感じがしない。充実を待ちたい。

担当編集さんに原稿を送ってボーっとする。

2005年03月06日 22時23分04秒 | 公園のつぶやき。
 タイトルの通りである。ある程度まとまった量の原稿を担当編集さんにメールで送ってから、ボーっとしている。

 BGMはビートルズのホワイトアルバムである。高校生の頃からいったいなんど聴いたかわからないほど聴いたけど、やっぱりいい。年を取ったら、ジョージの曲が好きになってきた。ソロになってからももちろんいいが、ビートルズ時代もいい。

 ラストスパートに備えて、今日は早めに寝ることにする。


景色撮ったらビルの屋上に白骨死体

2005年03月06日 09時29分43秒 | 公園のつぶやき。
景色撮ったらビル屋上に人骨 温泉施設の客連絡 大阪 - asahi.com : 社会

 この記事が気になってしかたがない。
 具体的な場所はわからないが、近くに通天閣があるというから、四国の田舎に住んでいる私の基準からすれば、都会のまっただ中である。
 なんとなく、ストーリーの断片が浮かんでくる。

「新聞」という名の資源の無駄。

2005年02月25日 20時17分04秒 | 公園のつぶやき。
「ニュースをネットで読む人」激増、テレビなど既存メディアを引き離す

 上記のようなニュースを読むと考えこんでしまう。わたしもニュースはネットで読む。ブラウザで、RSSリーダで。
 我が家は「朝日新聞」も取っている。一応毎日目を通す。だが、昨日ネットで読んだ記事ばかり並んでいる。いや、四国版だからおとといネットでひろったニュースが載っている場合もある。
 そのたびに思うのだ。
 新聞って、ほんとうに必要か?

 新聞だからこそ、じっくりと社説や特集記事によって事件を掘り下げて理解できるのだ、という反論が帰ってくるだろう。ならば、即時性はネットにまかせて、すべてタブロイド判にしたらどうか?
 タイムズもル・モンドもそうしているではないか。

 もちろん、課金ということがむずかしいネット上の収益モデルは模索しなければならないだろう。
 広告のスペースを確保するため、あるいは単なる矜持のために、明治23年から続いているばかばかしい大きさの紙の束を、日本全国にまき散らすのは「地球にやさしくない」と思うのだが、どうだろう?

ポカリスエットは生命の水?

2005年02月24日 22時40分31秒 | 公園のつぶやき。
 夫婦そろって寝込んでいた。
 どっちも激しい嘔吐で、夜になるまで、そろってなにも口にできなかった。
 幸い子供たちは元気である。
 妻は息子に、わたしは娘にポカリスエットを買ってもらった。
 ぬるいポカリスエットが今日12時間ではじめてまともに口にできたものであった。
 子はかすがいである<ちがうか。

 いま夜の10時半。U2のアクトンベイビーを聴きながら執筆を再開してみよう。

とりあえずブログをはじめてみた。

2005年02月18日 02時57分48秒 | 公園のつぶやき。
ブログを始めてみた。「ものを書く」「家でゴロゴロする」というふたつの重要な目的のために役に立つor役に立たないあれこれについて、だらだら書くことにする。

小説を書く合間の息抜きになればいいなと思っている。
といつつ午前2時56分である。大笑いである。

更新したら、執筆に戻る。