グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

ラグナン探鳥記87 (2015/01/27)

2015-01-27 05:08:18 | 日記
前日の夕方から降り始めた雨は、夜半には雷を伴って強く降ったが、明け方には上がって雲の切れ間から日が差し始めていた。
3週間ぶりのラグナンへの探鳥。

冒頭の写真は甲羅干しをするワニ。
ラグナンには数種類のワニが飼われているが、その中で最も大きなワニ。
餌は生きたニワトリ。
ワニがいる池からカバがいる池にかけてはカワセミ類がよく現れる。

その代表格のルリカワセミ。



人の気配を殺せばかなり至近距離まで寄せてくれる。
だが、僅かな足音や息をする音でも感付かれるとすぐに逃げる。



見つけ方は「キーッ」とか「チーッ」という鳴き声を頼りに、できるだけ動かないようにその方向を探せば必ず見つかるので、見つけるのは比較的簡単である。

池の水は濁っているが、狙いを定めてダイビングすれば70~80パーセントの割合で獲物を捕らえるようだ。



きっと視力がよいのであろう。
水面の僅かな動きを見逃さない。
日本のカワセミとほぼ同じ大きさであるが、捕える獲物は日本のカワセミよりも小さい。


葉が生い茂る木陰で忙しく動き回るムナオビオオギビタキ。



薄暗い空間で枝から枝に飛び移り、尾羽を一瞬パッと広げる。



どっちに飛んで行って、どこに止まるか見当がつかない。
止まった枝の上でもあっちを向いたりこっちを向いたり。
なかなか目にカメラのピントウを合わせるのが難しい。



胸に水平に帯状の線が入り、尾羽を扇のように広げるので、和名は「胸帯扇鶲」と書く。
鳴き声は「チッ、チッ」と二声で最初のチッと言う声のほうが高いように聞こえる。


くちばし足が黄色いジャワハッカ。



体はほぼ全身が黒、もしくは濃い灰色。
ムクドリ科の鳥なので、雑食性で好奇心旺盛。
何でも食べて何にでも興味を示す。
飛ぶと白と黒のコントラストが鮮やか。



全長約25㎝。
ジャワ島、バリ島などに生息。
ほとんど鳴かないが、時々「ギャーッ」という声を出すことがある。


こちらはインドハッカ。



カバイロハッカともいう。
全長約25㎝。
インド,中国南部,タイ,インドネシア,マレーシアなどに生息し、世界各地に移入され分布が拡大している。
雌雄同色。




頭は黒色、首から下は茶色。目の回りに黄色いリングがあるように、皮膚が裸出している。
尾は短く先端が白色。嘴と足は黄色。
一見して黄色と黒の鳥という印象が強い。
ムクドリと行動が似ていて、雑食性のため環境に適応しやすく、このため都会の真ん中でも見ることがある。



キュウカンチョウの仲間でもある。

(つづく)

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