![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/3a/ab5bba44e749b9b0a01d62b82f5687c1.jpg)
タンゲランの工場やジャカルタの本社の仕事仲間と一緒にパダン料理を食べに行った。
パダン料理とはインドネシア西スマトラ州各地の料理のことで、一般的にはこの地区で暮らすミナンカバウ族の料理である。
ジャカルタの町中でもレストランの店先に、皿に盛られた料理が高く積み上げられているのを目にする。
今回はCiptra Wold 1のロッテショッピング アベニューの3階にあるMarco(マルコ)というレストラン。
近々Plaza Setiabudi(プラザ スティアブディ)にも開店するらしい。
店内にはシェフの大きな写真が3枚飾られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/eb/f6474524fce8aadd712a53a3aa0eb944.jpg)
ビールは残念ながらビンタンはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c2/905892ef1df3c26623cae157ac412583.jpg)
メキシコのコロナ、オランダのハイネケン、イギリスのギネスの3種類しかない。
1缶の価格がコロナは75,000ルピア、その他は55,000ルピアとちょっと高め。
つまみはKerupuk Balado kacang Padang(クルプック バラド カチャン パダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/66/5267eca68e3dbb7a203405981da2bff2.jpg)
直訳すれば差し詰め、パダン産バラドナッツのクラッカーというところか。
Kerupukと聞けば「えびせん」を想像するが、パダン料理のこれはまさにクラッカーのよう。
材料はSingkon(シンコン=キャッサバ芋)である。
たれに香辛料が入っていて、ピリ辛なのでビールによく合う。
スープはSoto Padang(ソトパダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/57/c4c6bca4cf2c6f453df3de79f0c0e867.jpg)
一人前の小さな銅製の片手鍋に入ってくる。
ふたを開けるとこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/cc/752073106239d40674ab652018abbdc9.jpg)
中にはSoun(ソウン=春雨)、Dagin sapi(ダギンサピ=牛肉、ヒレ肉のようである)、Bawang Putih(バワンプティ=にんにく)、クローブの葉の香りもする。
ジャガイモ、ネギ、セロリなど定番の材料も入っている。
お皿に一緒に盛られているのはクルプックとサンバル(香辛料)。
このお店の有名料理のひとつであるNasi Sayo(ナシサヨ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/90/88b2b357f52d07717f6eb68b958da2de.jpg)
一般的にインドネシア料理ではNasi Putih(ナシプティ=白ごはん)を食べるが、パダン料理ではこのNasi Sayo(ナシサヨ)を食べることが多いようである。
野菜(Sayur=サユール)がたくさん入っているので、その名が付いたとか。
バナナの葉の上にご飯、サンバル(香辛料)、インゲン豆、クルプックなどを添え、上からココナッツの炒めたものがかかっている。
これらをまんべんなく混ぜて、副食のおかずと一緒に食べる。
Barramundi Panggang Pacakという魚料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/90/ccb3f16a409fa248db749332bbda12a9.jpg)
写真はピンボケ。
見た目はこってりしているが、食べると不思議にもあっさり。
魚のいい香りがするのはなぜだろう。
Pacakとはあミナンカバウ語で「ほとばしる」とかいう意味がある。
こちらはCumi Panggang Pacak。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/71/bff308b263e22f17751e3e1ed20674d9.jpg)
Cumi(チュミ)だからイカである。
イカを焼いたもの。
次はAyam Panggang。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/54/0cc464f2b4b466f7b524ca2f97d5393f.jpg)
鶏の串焼き。
つまりサテアヤムである。
牛肉のRandang Itam(ランダン イータム)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7c/67fc3596193ab407776bbc3c7380d872.jpg)
正式なインドネシア語はRendang Hitam(黒いルンダン)。
Rendang(ルンダン)とは味を付けて油で揚げた肉料理のことで、この料理は見た目は何とも食欲のわかない姿と色をしているが、食べると結構柔らかく、肉のいい味がする。
Gado gado Padang(ガドガド パダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b4/87daf647175139ca8ce0d786a32d8000.jpg)
ガドガドとはインドネシアのサラダである。
写真は食べかけであるが、一般的なガドガドと比べると、インゲン豆が少なく、厚揚げもない。
これにもピンクのクルプックが入っている。
ピーナツソースも少なく味も薄い。
残念ながら一般的なガドガドのほうが筆者は好きである。
Martabak Kelapa(マルタバック クラパ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/1e/a09d91939940380d1dc01f0792d731d1.jpg)
マルタバックはパンケーキ、クラパは椰子の実。
本当は4枚入り。
1枚を4等分にする。
あまり甘ったるくなく、いくらでも食べられる。
インドネシアではMartabak Telor(マルタバック テロール)のほうが一般的である。
Telor(テロール)とは卵のことで、鶏卵を使う。
が、仕上がりはTelorのほうが薄い。
ここまで来ると、もうお腹はいっぱいで何も入らない。
そこへデザートとしてEs Dorian(エスドリアン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/18/ef8dbb3fb69280d9c479fc44c9437c92.jpg)
デザートは別腹とはよく言ったもので、かき氷の上にドリアンのアイスクリームが乗って、冷たい感触と甘い香りと味が、また食欲を誘う。
ほのかにドリアンの香りがする。
パダン料理は見た目は茶色一色というイメージであるが、食べるとなかなか美味しくクセになりそう。
とは言っても、道端のパダン料理とは味も雰囲気も全く違う。
お値段もこれまた全く違う。
今晩から一時帰国します。
約8か月ぶりの日本ですが、今冬は寒そうですね。
毛穴の開いた熱帯ボケの身には、一際寒さが沁みるでしょう。
心して帰らねば。
パダン料理とはインドネシア西スマトラ州各地の料理のことで、一般的にはこの地区で暮らすミナンカバウ族の料理である。
ジャカルタの町中でもレストランの店先に、皿に盛られた料理が高く積み上げられているのを目にする。
今回はCiptra Wold 1のロッテショッピング アベニューの3階にあるMarco(マルコ)というレストラン。
近々Plaza Setiabudi(プラザ スティアブディ)にも開店するらしい。
店内にはシェフの大きな写真が3枚飾られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/eb/f6474524fce8aadd712a53a3aa0eb944.jpg)
ビールは残念ながらビンタンはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c2/905892ef1df3c26623cae157ac412583.jpg)
メキシコのコロナ、オランダのハイネケン、イギリスのギネスの3種類しかない。
1缶の価格がコロナは75,000ルピア、その他は55,000ルピアとちょっと高め。
つまみはKerupuk Balado kacang Padang(クルプック バラド カチャン パダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/66/5267eca68e3dbb7a203405981da2bff2.jpg)
直訳すれば差し詰め、パダン産バラドナッツのクラッカーというところか。
Kerupukと聞けば「えびせん」を想像するが、パダン料理のこれはまさにクラッカーのよう。
材料はSingkon(シンコン=キャッサバ芋)である。
たれに香辛料が入っていて、ピリ辛なのでビールによく合う。
スープはSoto Padang(ソトパダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/57/c4c6bca4cf2c6f453df3de79f0c0e867.jpg)
一人前の小さな銅製の片手鍋に入ってくる。
ふたを開けるとこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/cc/752073106239d40674ab652018abbdc9.jpg)
中にはSoun(ソウン=春雨)、Dagin sapi(ダギンサピ=牛肉、ヒレ肉のようである)、Bawang Putih(バワンプティ=にんにく)、クローブの葉の香りもする。
ジャガイモ、ネギ、セロリなど定番の材料も入っている。
お皿に一緒に盛られているのはクルプックとサンバル(香辛料)。
このお店の有名料理のひとつであるNasi Sayo(ナシサヨ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/90/88b2b357f52d07717f6eb68b958da2de.jpg)
一般的にインドネシア料理ではNasi Putih(ナシプティ=白ごはん)を食べるが、パダン料理ではこのNasi Sayo(ナシサヨ)を食べることが多いようである。
野菜(Sayur=サユール)がたくさん入っているので、その名が付いたとか。
バナナの葉の上にご飯、サンバル(香辛料)、インゲン豆、クルプックなどを添え、上からココナッツの炒めたものがかかっている。
これらをまんべんなく混ぜて、副食のおかずと一緒に食べる。
Barramundi Panggang Pacakという魚料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/90/ccb3f16a409fa248db749332bbda12a9.jpg)
写真はピンボケ。
見た目はこってりしているが、食べると不思議にもあっさり。
魚のいい香りがするのはなぜだろう。
Pacakとはあミナンカバウ語で「ほとばしる」とかいう意味がある。
こちらはCumi Panggang Pacak。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/71/bff308b263e22f17751e3e1ed20674d9.jpg)
Cumi(チュミ)だからイカである。
イカを焼いたもの。
次はAyam Panggang。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/54/0cc464f2b4b466f7b524ca2f97d5393f.jpg)
鶏の串焼き。
つまりサテアヤムである。
牛肉のRandang Itam(ランダン イータム)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7c/67fc3596193ab407776bbc3c7380d872.jpg)
正式なインドネシア語はRendang Hitam(黒いルンダン)。
Rendang(ルンダン)とは味を付けて油で揚げた肉料理のことで、この料理は見た目は何とも食欲のわかない姿と色をしているが、食べると結構柔らかく、肉のいい味がする。
Gado gado Padang(ガドガド パダン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b4/87daf647175139ca8ce0d786a32d8000.jpg)
ガドガドとはインドネシアのサラダである。
写真は食べかけであるが、一般的なガドガドと比べると、インゲン豆が少なく、厚揚げもない。
これにもピンクのクルプックが入っている。
ピーナツソースも少なく味も薄い。
残念ながら一般的なガドガドのほうが筆者は好きである。
Martabak Kelapa(マルタバック クラパ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/1e/a09d91939940380d1dc01f0792d731d1.jpg)
マルタバックはパンケーキ、クラパは椰子の実。
本当は4枚入り。
1枚を4等分にする。
あまり甘ったるくなく、いくらでも食べられる。
インドネシアではMartabak Telor(マルタバック テロール)のほうが一般的である。
Telor(テロール)とは卵のことで、鶏卵を使う。
が、仕上がりはTelorのほうが薄い。
ここまで来ると、もうお腹はいっぱいで何も入らない。
そこへデザートとしてEs Dorian(エスドリアン)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/18/ef8dbb3fb69280d9c479fc44c9437c92.jpg)
デザートは別腹とはよく言ったもので、かき氷の上にドリアンのアイスクリームが乗って、冷たい感触と甘い香りと味が、また食欲を誘う。
ほのかにドリアンの香りがする。
パダン料理は見た目は茶色一色というイメージであるが、食べるとなかなか美味しくクセになりそう。
とは言っても、道端のパダン料理とは味も雰囲気も全く違う。
お値段もこれまた全く違う。
今晩から一時帰国します。
約8か月ぶりの日本ですが、今冬は寒そうですね。
毛穴の開いた熱帯ボケの身には、一際寒さが沁みるでしょう。
心して帰らねば。
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