幸せなあくび

君がいるから人生が予定より楽しくなった

愛しいがんもありがとう

2012-07-19 09:17:45 | おしらせ

     幸せなあくびを読んでくださっているみなさんへ 

 

我が家の愛犬がんもが7月15日の23時半ごろ小さな星になりました。


これより下は長文ですのでお時間ある時にでも読んで下さると幸いです。

7月14日の夕方に体調を崩し、15日に病院へ連れて行きました。
会陰ヘルニアと診断され23日に手術をすることになりました。
それなのに・・・それなのに・・・半日であっという間に空へ逝ってしまいました。

病院に行く直前のことです。
がんもはベランダのベンチでタバコを吸っている旦那さんの隣にかけよって座りました。
今まで一度もベランダには出たことがなかったのに…
今思うとこの後仕事に行く大好きなダンナさんに『ありがとう』と伝えたのでしょうね。

がんもは私が泣くといつも心配してくれました。
手術にまでなる前に何でもっと早く病気に気がついてあげられなかったのだろうと悔やみ、
がんもに
心配かけないようにトイレで泣いていた私に気がつき、がんもはその時はもう歩くのも
やっとな状態で
あったのに必死に歩いて私のところへ来てくれました。
優しい目でじっと私の顔を見つめ、足元に丸まって見守ってくれていました。

最後まで私たちにとって可愛くて優しいがんもでした。

がんもは最後は会陰ヘルニアの影響で嘔吐を数回繰り返し、食事も摂れませんでした。
そしてダンナさんが仕事から帰ってきて数時間後に『ぐぅ…』と小さな声を出し、
静かに静かに小さな命の灯りを消しました。信じられませんでした。
手術したら元気になるって思っていたのに…なんで?なんで死んじゃうの?

何度呼んでも体をさすってもがんもは戻ってきてはくれませんでした。

そして、まだ温もりが残るがんもを抱いて私たちは最後のお散歩に行きました。
前の日もこの道を散歩したのに・・・
目を開けたまま小さな星になったがんもは今にも動き出しそうでした。

そして私たちはがんもと川の字になって一緒に寝ました。
私たちはがんもの身体をさすりながら、かわいい手を握りながら
『ありがとうね』 『もっと遊びたかったね』『うちに来て幸せだった?』
『今年の夏も川に行きたかったね』 ・・・とたくさんおしゃべりをして
最後の夜をみんなで穏やかに過ごしました。


16日の朝になって私の父から火葬をしようと話がありました。
でも私はがんもの姿がなくなってしまうのが寂しくて踏ん切りがつきませんでしたが、
このままだとかえってがんもがかわいそうだよという言葉で覚悟を決めて16日の12時に
火葬をすることにしました。

ドライブも大好きだったがんもを抱いて、景色を見せながらみんなで最後のドライブをしました。
私たち夫婦と実家の両親に見守られながらがんもは荼毘に付されました。
かわいい犬の顔が描かれた骨壷にがんもの小さな骨を納めました。

がんもは我が家に帰り、私たちとがんもがいつもくつろいでいたソファがよく見えるところに今います。
両親が、最後まで迷惑をかけずに星になったがんもは偉いね。
それに働いている私たち夫婦がいる時に空に行ったし本当に飼い主孝行のがんもだねって
褒めてくれました。
みんなが集まれる日を選んでくれたのかな。目を開けたままのかわいい死に顔も私たちへのプレゼント
なのかな。
 ありがとう。 最後まで本当に偉かったね、がんも。
 
玄関を開けるとしっぽを振って毎日出迎えてくれたがんもがいません。

お腹をなでてくれ~って催促するがんもがいません。

がんもーって呼んでも家の中が静かなのです。
涙がとまりません。道を歩いているだけで涙が出ます。

空を見上げるとがんもがいるかもしれないって思うと涙が出ます。
何もしていなくても涙が出ます。 散々泣いたのに涙が止まりません。


温かくてやわらかくて可愛いがんもがいません。
もっともっと一緒にいたかったよ。


9歳8ケ月という短い一生でしたが最後までかわいくて最高のがんもでいてくれました。

がんもは私たち夫婦の宝物でした。大きな大きな存在でした。
これからはがんもとの思い出が私たちの宝物です。

ありがとう、がんも。  また天国で会えるよね。 

皆さんにはがんもが一生懸命生きていたんだよっていうことを時々思い出していただけると
嬉しいです。

可愛がってくださった方、がんもを知っていてくださった方、本当にありがとうございました。
心より感謝しています。


私たち夫婦はがんもを失った寂しさがまだ癒えませんが前を向いて生きていきます。
がんもはきっと私たちのことを空で待ってくれていると思います。

その日が来るまで私たちもがんもと同じように与えられた命の最後の日まで一生懸命
生きていきます。

                          

                    7月16日14:45頃 がんもが我が家に帰ってきたときの空です。

 

 


16 コメント

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Unknown (ちぃ)
2012-07-19 10:05:32
なんこちゃん おはよ。。。

今 この1ページを読むのに1行読んで流れる涙をふいて・・・

がんも君 お利口さんだったね。
がんも君 幸せだったと私は思います。
最後にこんなに暖かくご家族の方におくってもらえたんだもの。。。

また 私はこのページにくるね。
がんも君の事は 忘れません。
なんこちゃんをいつも支えて見ていてくれてありがとう。

 がんも君お空にいっても なんこちゃんを見守ってくださいね。
 
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Unknown (m・k)
2012-07-19 11:28:51
なんこさんのブログを見て涙が止まりません。
私もMダックスフンドを飼っています
10歳の高齢犬です。
私も愛犬とあと何年一緒にいられるのかなぁ~
って寝顔を見ながら毎日思っています。
ウチの愛犬も免疫力が落ちたのか
ワクチン注射でアレルギー反応が出て体中湿疹だらけになったり、ウチの愛犬もmダックスなので
家のオモチャでじゃれてて体勢を崩して腰をひねって何度か病院に連れて行ったこともあります。
人間と違って1年に1度チャンと健康診断する事もしないので高齢になると本当に心配です
ガンも君はなん子ちゃん夫婦に可愛がってもらえて幸せだったと思います。穏やかな顔をしてお空にいったんですね。きっとなんこちゃん夫婦との生活が幸せだったっ証拠ですよ。
私も涙が止まりません・・・すごく気持ちが良く分かるから・・・。

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無題 (はな)
2012-07-19 12:40:48
私達夫婦も子供がいなく、去年子供のように可愛がってた愛犬を亡くしました。

うちの愛犬も8歳の若さで虹の橋に行きました。

辛くて辛くて毎日泣いて過ごして、他人から見れば普通の道も、愛犬との散歩の思い出があり歩くだけでも愛犬を思い出しては泣いていました。

愛犬を亡くしまして一年と少し経ちますが今でも泣くことがあります。

しかし、時間が癒してくれてるのは間違いないですよ。
毎日のように夫婦で愛犬の思い出話をしてますが、笑って話せるようになりましたから。
愛犬の名前を口にするだけで泣いてた私ですが。

私の経験上ですがおもいっきり泣くべきです。
周りを気にせず泣くのがいいです。
だって悲しいのですから。
我慢はいけません。

そのうち少しのことでは泣くことなくなりますから。


なんこさんのワンちゃんのご冥福を御祈りいたします。

がんもくん。
私の愛犬が虹の橋にいると思うから仲良くしてあげてくださいね。
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がんもちゃん。 (樟葉)
2012-07-19 13:18:37
 うちのわんこも、数年前虹の橋を渡って、星になりました。
 きっとお友達がたくさん出来ていると思います。

 我が家でも、未だにまだ生きているかのように、わんこの話が出ています。
 泣かずにはなせるようになるのにも随分かかりました。
 なんこさんたちの気持ちも、共感できる部分がたくさんあります。

 でも、がんもちゃんは一緒にサイクリングに行ったり、一緒にお出かけしたり、とても幸せだったと思います。

 色々と悔やむ部分もあると思いますが、きっと虹の橋でなんこさんたちが来るのを出迎えてくれると思います。
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Unknown (あーちゃん)
2012-07-19 13:53:08
なんこさん こんにちは。

言葉が見つからなくて
打っては消して打っては消して…


がんも君 なんこさん家で幸せな一生
だっただろうなって思います。

お誕生日にはお祝いしてもらって
たくさ~ん おでかけして
それ以上に普通のなにげない毎日が
とっても幸せだったんじゃないかなって。

家族に愛されて大切にされて
最後の最後まで がんも君からの
「大好きだよ~」って気持ちが
伝わってくるような そんな感じがします。

たくさんの宝物を残してくれた
本当に家族思いの最高のがんも君です!

私もがんも君のこと忘れません。

なんこさん 体だけは気を付けて
無理はしないでくださいね。

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Unknown (nari)
2012-07-19 15:53:45
記事を読んで涙がぽろぽろと出てきました

我が家のわんこも最近「白内障」と診断されて
犬の歳をとるスピードにショックを受けたばかりだったので
がんもちゃんの事はとても人ごととは
思えませんでした

また、ブログ再開される時を待っています
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驚きました (ちはる)
2012-07-19 20:36:57
なんこちゃんのブログでいつもかわいい姿を見せてくれていたがんもちゃんが
急な事で、とても驚きました
いつも側に居てくれた存在が居なくなってしまう
どれだけの喪失感や寂しさでしょう
でもでも、たくさん泣いて
それから、元気出してくださいね
最後、がんもちゃんが励ましてくれたように
きっと元気なお二人の姿を
天国から見たいでしょうからねっ
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Unknown (ちー)
2012-07-21 00:18:24
なんこさん、もう、辛いです
お会いしたことも、がんもちゃんに触れたこともないのに、辛いです

なんこさんはもっと辛いと思いますが、がんもちゃんは本当に幸せだったんだろうなーと思います。

ブログを読ませていただいて、当たり前のようにいたがんもちゃんが。

きっとしっぽふって遊んでますよ!!

がんもちゃん、いっぱい遊んでね。
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Unknown (ちぃちゃんへ。)
2012-07-30 23:05:41
ちぃちゃん、温かい言葉をありがとう。

私も時々この記事を読んではまた泣いて・・・
でも今はたくさん泣いてもいいよねって。。。

今はけっこう元気になったよ。
がんもを思い出さない日はないし、どうしても最後の時のことが頭から離れなくて・・・
もう少し時間が経てば楽しかった思い出でいっぱいに
なるかなって思ってる。

ちぃちゃん、本当にありがとう。
がんものことそんな風に言ってもらって
がんもも喜んでるだろうなぁ・・・。

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Unknown (m・kさんへ)
2012-07-30 23:11:38
m・kさん、ありがとうございます。

がんもも年齢を重ねてあと何年一緒に
いられるかなぁ?って私も時々思っていました。
でもこんなに急にそんなことが起こるなんて想像もしていませんでした。

いつも横にいたがんもが急にいなくなって
こんなにさびしくなるなんて・・・

最後はやせ細ることもなく、苦しい顔もせずに
空に逝ったのが唯一の救いです。
本当のかわいいかわいい死に顔でした。
こんなにかわいい顔をしてさよならしてくれたがんもを
私たちは一生愛し続けていきます。

m・kさんのダックスちゃんも元気に1日でも長く
一緒にいられるといいですね。

コメント本当にありがとうございました。

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