2012年7月15日。
我が家のがんもが小さな星になって空へ逝ってしまった日。
その日からもう2年が経ちました。
あくびが我が家に来てくれて幸せな時間を過ごしていますが、がんものことを
思わない日は1日もありません。
毎日見ているブログのダックスちゃんが癌になり、飼い主さんとともに病と闘っています。
私はがんもの異変に気が付いてやるのが遅く、一緒に病と闘ってやることもできません
でした。 後悔してももうがんもは帰ってきてくれません。抱いてやることもできません。
私が今がんもにしてあげられること ・・・ それはずっとずっとがんもを愛していくことです。
当時はデジカメを持っていなくて使い捨てカメラでした。
がんもが逝ってしまってから、がんもの写真をきれいに残しておきたくてアルバムに
貼ってあった写真を選んでいつも行っている写真屋さんに持っていきました。
古い写真をたくさん持っていた私を見て店員さんが、データにした方がいつまでも
写真はきれいに残りますよと声をかけてくれました。
飼っていた犬が亡くなってしまって ・・・ と涙ながらに言った私に店員さんは
『 そうなんじゃないかと感じていました。。。 』 と一緒に泣いてくださったのです。
張りつめていた気持ちが一瞬ほぐれた瞬間でした。 今でも感謝しています。
春はお花見に行ったね。
海が大好きだったがんも。 毎年大はしゃぎでした。
ドライブも大好きだったね。
冬はヒーターの前から離れなかったよね。
サイクリングもたくさんしたね。
がんものことで泣くのはもうやめようと何度も思いました。でもやっぱり思いっきり泣きたくなる日も
あります。 そんな日は1人で車の中で、マッキーの “君が教えてくれるもの” や
エイジア エンジニアの 犬のうた~ありがとう~ を聴きながら思いっきり泣いちゃいます。
(曲名をクリックするとユーチューブにつながります。)
命日だったので祭壇をいつもより念入りにきれいにしました。
あくびががんものお水やお菓子をねらっているのでw
写真の前に置いてあげたいのですが我が家ではあくびには届かない位置に
お水とお菓子などは供えてあります。
そしていつもお線香は3本。 ダンナさんと私とあくびの気持ちをこめて。
うん。そうだね。 あくびは元気に1日でも長く生きていてね。
あと買ったばかりのクッション(あくびの後ろにあるやつ・・・)壊さないで~
命日の日に不思議なことが起こりました。
今までがんもの写真を見上げたことのないあくび。 線香を立てたらすぅーっと祭壇の
前にきてがんもの写真をじーっと眺めたのです。
がんもが帰ってきてくれていたのだなと思いました。でもがんもはわんこが苦手な子だったので
怖い~~~って思ってるかもねとダンナさんと笑いながら話しました。
こういう話をしたりするのが1番の供養かなと思っています。
あくびの元気さでどれだけ悲しみから救われていることか ・・・ ありがとうね。
職場の方からがんもちゃんに・・・とお花とお線香をいただきました。
祭壇がとても明るくなりました。 本当にありがとうございます。
がんもの遺骨を持って帰ってきた日の空。 暑い暑い日でした。
今でもふと思います。
がんもは本当に幸せだったのかな ・・・ 会いたくてしかたないよ、がんも。
いつかみんなで空で暮らせる日までもう少し待っていてね。