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現在溜まった過去ネタを絶賛消化中ですが、メインイベント(ディナー)前に「軽く1杯…」の0次会として利用した初訪問店を2軒ご紹介。
どちらもお酒1杯だけで語るには申し訳ない名店なのですが、ちょうどブログをメンテナンスしているいい機会なので、レストランではなく「お酒のお話」のカテゴリーで記事を作成することにしました。
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■ROCK FISH ロックフィッシュ
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*チャージとうんちくのいらないハイボールの館
店名のロックフィッシュは「かさご」のこと。オーナーの間口さんが子供の頃かさご釣りが好きだったことに由来しているとか。
カウンターはスタンディング。テーブルはあるけど8席。
Barというより酒場と呼んだ方がしっくりくる、あんまり周りで見ない店。間口さんの「古きよきバーがこんなんだったらいいな」という思いが実現した空間です。
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くたくたになるまで働くのがモットーという間口さん。
カウンター上には様々な書籍や小物と、無料でいただける瓶詰めの乾き物。
フードメニューは、サンドイッチやスコッチエッグなど謹製のおつまみ、コンビーフや缶つまといった缶詰類が300~1,000円で。
どれもお酒が進みそうなものばかりです。
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氷は入れずに、よく冷えた炭酸とウイスキーをグラスに。
最後にレモンピールをひと搾り。
氷を入れずに作ることで、最後まで濃い目のハイボールを楽しむことができます。
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ハイボールに使う角瓶は、時々発売される復刻版。
現在発売の角瓶は度数が40、昔の角は43度だったそうですが、間口さんのこだわりはこの3度の違い。復刻版が発売されるたび買い集め、お店で大事に大事に使っているそうですよ。
18時前の入店にして、店内は定時で仕事を上がったサラリーマン(アーンドOLさんたち)で満席ぱんぱん!
0次会につき、マニアックなおつまみを食べられず残念。
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■サンボア 銀座
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*15時から飲める銀座5丁目のオーセンティックBar
1918年(大正7年)に京都で創業した老舗Barの銀座店。
並木通りとソニー通りに挟まれたビルの地階にひっそりと存在する、オトナの隠れ家という表現がピッタリのオーセンティックBarです。
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重厚な造りのアプローチや内装に圧倒されて、敷居が高そうな印象を受けますが、立ち飲みカウンターあり、サービス料もチャージもなしという気軽に利用やすい良心的なお店なのでご安心を。
そして特筆すべきは、年中無休で、なんと15時オープンです!
ディナー前の「食前酒」はもちろん、休日なら映画やショッピングのついでに、明るいうちから1杯やれてしまうという、素晴らしいBarなのです。
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冷蔵庫で冷やした角ダブル(60ml)にウィルキンソン190mlを一気に注いで作るハイボール。勢いよく炭酸を注ぐと、特製の丸底グラス内の対流で程好くステアされる仕様。氷は入れず、最後にレモンピールを軽く搾りかけます。
付き出しのピーナッツは有料(300円)なので、これが安いチャージといったところかな。
ちなみに氷を入れない理由は、炭酸とウイスキーの味が一定に保たれるという他に、冷蔵庫がなかった時代の名残りでもあるそうです。昔は氷の大きな塊を入れた木箱を「保冷庫」として利用していたので、グラスの中に入れるという発想がなかったとのこと。
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銀座にはリーズナブルに楽しめるBarがけっこうありそうです。
ハイボールだけで何軒かハシゴするのも楽しそう。