2016/11/23
トラットリア ビコローレ ヨコハマ の昼ディナーでいただいたワイン。
Ferrari Maximum Brut
フェッラーリ マキシマム ブリュット
1902年、創業者ジュリオ・フェッラーリが「シャンパンと同格のスプマンテを造りたい」との思いから設立。イタリア大統領官邸をはじめ、国外のイタリア大使館の公式晩餐会などで必ず提供され、フランスでも愛飲される極めて稀なイタリアを代表するスプマンテのワイナリーです。
淡い緑色の輝きを持つ麦わら色。きめ細かい豊かな泡立ち。熟したフルーツ、香ばしいパン、ヘーゼルナッツ、花の香り。ドライでエレガント、バランスのとれた味わいです。シャルドネの典型的な味わいとヴァニラやイーストを感じさせる心地良い余韻が長く続きます。
Moroder Candiano
カンディアーノ
アペニン山脈によって中央から隔離された土地柄ゆえ、ゲルマン語の「辺境(Merk)」に由来する州名を持つマルケ(Marche)。そのアペニン山地から東のアドリア海に流れ落ちるように開けているこの州は、殆どが丘陵地で、3分の1を占める山岳地帯から流れ出る数多くの河川によって造られたもの。ワイン造りは盛んで、生産地域はアンコーナの南の丘陵地帯、コーネロ山の後ろに当たります。DOC(G)ワインの生産は5%強で、イタリア20州のうち10番目。マルケのワインは、日本において知名度がイマイチなため、コストパフォーマンスが優れているものが多いとのこと。
透明感のある明るいイエロー。白い花を思わせるエレガントな香りと、3品種のブレンドによる個性的で複雑な味わいが魅力。魚介はもちろん、緑野菜、鶏肉やローストポーク、寿司やお吸い物などの和食にもよく合います。
産地:コーネロ(マルケ)/イタリア
生産者:モロデール
品種:トレッビアーノ40%、マルヴァジーア35%、ヴェルディッキオ25%
Pietro Caciorgna Alberaia Rosso Di Toscana
ピエトロ・カチョルニャ アルベライア ロッソ ディ トスカーナ
ピエトロ・カチョルニャのオーナー兼醸造家であるパオロ氏は、実はトスカーナを中心に活躍する醸造コンサルタントで、シエナ近郊にワイナリーを所有しています。標高250メートルのマグネシウムが豊富な砂礫質土壌。ステンレスタンクで発酵後、バリック(旧樽)で10ヶ月間熟成。生産本数は僅か2,900本。
ピエトロ・カチョルニャの特徴である、ピーチのニュアンスを持った華やかな香りが特徴的。ハーブやスパイスの香りも感じます。口当たりは非常に滑らか。タンニン、酸味もやさしく、飲み飽きない滑らかなサンジョヴェーゼ。
vinicaでもワイン名がわからないらしく(まあラベルに書いてないし・・・)、ずーっとデータが表示されないのだけど、おそらく
Grappa di Rosso Conero というモンテプルチャーノの絞り滓で造るグラッパだと思います。カンティーナ モロデールのグラッパはこれだけのはずだし。ちなみにインポーターは
ヴィナリウスさんです。
産地:マルケ/イタリア
生産者:モロデール
品種:モンテプルチャーノ
※アルコール度数は44
ワインといっしょにいただいたお料理は
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