気ままな日々を 思いつくままに

旅の様子や
今日の庭
思いついたことなどを
気ままに 気楽に綴ります

三百代言あれこれ

2008-02-11 18:05:17 | メディアから
静かな一日。DVDのコピーや、今まで読んだ本を読み返して過ごす。昨日は、ホテルにて「千田先生を励ます会」が開かれ、350人が出席したとのこと。今までの禄を離れ、いわば浪人になった先生を慕ってこれだけの人が集まったのに驚く。マイナーな組織ではあるが、これからの日本に必要とされる組織ではあると思う。まだお若い先生がもう一度、指導者に復帰する、あるいは新しい組織で主導権を持つように願っている。
どんな組織でも本音と建前は違うという。其の際たるものは政治の世界だろう。ガソリン税の暫定税率の廃止にしても、この25円が無ければ何も出来ないという主張が平然となされている。25円は暫定であり、本則で28円の税がかけられていることは何も言わない。しかもこの税金の53円に消費税がかけられていることを一言も言わないのは、国による詐欺そのものではないか。橋下府知事は、府の赤字債発行を継続するという。記者から選挙公約違反では無いかと追及されると、自分は債券発行しないとは一度も言っていないと答えているという。さらには、それを公約違反かどうかは府民が考えることと言い放ったという。全く三百代言そのものである。弁護士が正義の味方ずらをするようになったのは何時頃からなのだろう。昔は、弁護士に裏切られて裁判に負けたのどと良く聞いていたものだが、今は如何なのだろう。幸い自分が必要に迫られて10年ほど前に飛び込んだ弁護士さんは、誠実な方で、本当に良くやっていただいたので、それからは問題を持ち込むことも無いがいまだにお付き合いさせてもらっている。だから、すべての弁護士=三百代言ではないだろうが・・・ 沖縄でまた女子中学生が海兵隊員に暴行を受けた事件がおきてますよね。何故米軍基地が治外法権であり、米軍を駐留させているのか自分には分かりません。沖縄は勿論、空に関しては岩国を含め日本全体がいまだに占領下にありますよね。なぜパイロットや管制官は日本語を使ってはいけないのですか。右翼と言われる方々はどうしてこんな状況に抗議しないのでしょう。不思議です。岩国では空母艦載機の受け入れを決めたようですね。34億に札束で面をひっぱたかれて転んだのでしょう。前回より12㌫近く投票率が上がり、容認派が勝利したのですから外部の人間が何を言うことも有りませんが、その差はわずか1782人。34億円出して、その差ですから、考えようによっては、金に転ばない人が45299人いた方が驚きであり、今年中には予想される衆議院選挙への期待を持たせるものでありましょう
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滅びの美学 TVや新聞は何を伝えているか

2008-02-09 23:51:40 | メディアから
6時頃には降り止んでいた雨が、いつの間にか、雪に変わっていた。降り積もる気配だったが、これもいつの間にか降り止み、WEBサイトで見ても、近くに雲はなくなっている。新聞によると今日までG7の蔵相会議が東京で行われていたらしい。自分がほとんど新聞やTVを見ないので気が付かなかったのだろうが、何とも影の薄い会議だったのではないか。この会議に我が国は何を主張しようとして臨んだので有ろうか。7月に洞爺湖でサミットが行われる。首相の福田は、何としても、父親の出来なかった議長役をやるつもりで、首相の座にしがみ付いているらしい。与党はそれを是としていると言う。しかし、このG7だって、現実的には大変な事態の中にある。サブプライムローに端を発したアメリカ金融体制の崩壊の危機である。EU各国は利下げや、流動性確保で次々に手を打っており、火元のアメリカですら、追加利下げは基より、現金還付による減税を中心とした16兆円にも及ぶ景気対策が実行されようとしている。それに反してわが国ではどうだ・・ 首相も官房長官も、何故株が下がるのか分からないという。アメリカを中心とした金融システムが、というより、ドルそのものが基軸通貨から転落しようとしている時に、この反応の鈍さはどうだ・・・ 今までのようにドルしかないのなら、内閣の対応も理解できるかも知れない。しかし、いまやアメリカは原油を輸入しなければならない国であり、決済通貨にしても、ユーロがありルーブルだって元だって有る。うそか本当か、ユーロとルーブルの提携あるいは統合すら論じられていると言う。そんな中、額賀や福井は何を主張したのだろう。こんなばかばかしい会議に良く各国が姿を見せたものだ・・・恥を知れといいたい。まして親父が議長を出来なかったから子供である自分が何としても議長を務めたいなどと言っている場合か!! 胸に手を当ててよく考えてもらいたい。情けないのはTVや新聞を中心としたマスメディアだ。わが国にとってもっとも何が必要かということには全く関心が無く、記者クラブを中心にした既得権益の擁護のみが目的となり、体制とべったりになることが自身のアイデンティティイに成り下がっている。新聞やTVを見ていたのでは全く何が起こっているのか分からない。今警察も保健所も自分を守ってくれないと少しは報道され始めているが、自分たちの身の回りで起こっていることですら、自分で情報を集め、整理してゆかないと、こんなはずではなかったと、臍をかむ時代になってしまいました。ひどい時代になったものです・・・・・ しかし、一寸の虫にも五分の魂。自分ですら、こんな発表手段を持っているのですから、絶望しないで頑張りましょう・・・ でも・・大阪の選挙を見ると そんなことを全く考えていない人が殆んど・・・ 三回目か、四回目か、もう一度書きます。「滅びたものは美しいが、滅びるものは無残でしょう」 滅びないことを祈ります。せめて自分の生きている内は・・・・。
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オバマ贔屓 勝手人

2008-02-07 23:46:15 | メディアから
以前、パックインジャーナルで、週刊朝日の山口編集長が、週刊誌の受難の時代だと言っていた。確かに十年か二十年前には、週刊誌には、新聞の後追い記事しか載らず、なんともさえない記事が多かったような気がする。ところが、最近パルコがオープンし、浦和市立の中央図書館が出来、新聞も従来に無い充実度を示し、極端に言えば全国の新聞が読める体制が出来ている。本来から言えば、自分にとって涎が出るような体制である。ところがなんということだろう。新聞を読み比べる気力が湧いてこないのだ。勿論自分自身の気力の衰えもあるだろう。しかし、それだけではないような気がしてならない。前にも書いたように朝日新聞なら朝日新聞らしい記事が20年前には載っていた。ところが今は、朝日だろうと、読売だろうと、極端に言えば産経だろうと、全く同じ記事が載っている。毎日に至ってはソーカ関連に関して悪い記事は絶対に載らない、それ以外であれば時に面白い記事が載ることもある・・ 程度に成り下がっている。勿論、朝日、読売にしても、トヨタの欠陥車に関して、トヨタが認めざるを得ないこと以外、自社の調査キャンペーンなぞ絶対に行わない。原子力発電所に関して、東電の発表以外の調査記事がどれだけ載っているか、知りたいものである。そんなこんなで、この所、図書館に通っても、読むのは週刊誌の方が使う時間は多くなっている。あえて言うと、新聞には記者クラブで発表された記事のみが載っているのに対し、週刊誌の方が、編集方針に基づいた特色ある記事が多く掲載されているような気がするからです。ただ問題なのは、新しい週刊誌は競争が激しく中々最新刊が読めないことが多く、それに加えて、図書館の新刊に対する感度が鈍いことがあります。今日も週刊新潮や週刊文春に関しては2月7日号が最新と表示されていましたが、WEBで調べると、2月14日号が最新となっておりました。また2月15日号の週刊朝日を購入すべくキオスクへ寄ったところ、土曜日に新しい号が発売されるので、今週号はすでに置いてありませんでした。自分が気になっていたのは、アメリカの大統領選挙で誰が優勢に立っているという記事は沢山見かけますが、我々にとっては、誰が当選すればどんな影響が出るのか知りたいと思っていたのです。有りましたよ週刊新潮に、クリントンの中国びいきと、日本嫌いの記事が、そしてオバマにはほとんどわが国に関心の無いことが・・・しかし嫌日より、まだ東アジアに知識があり、日本にも来た事のあるオバマのほうがより良いことは明らかです。しかし、こんな記事 あまり新聞で見たことはありません。共和党の候補はかなり日本に関して知識は持っているようですが、外から見ていても、ブッシュの後継が大統領になるとはとても思えません。どちらが大統領になっても、厳しい時代にはなるとは思いますが、嫌日がはっきりしているクリントンよりオバマを応援したいと思ったものでした。幸いクリントンは失速しつつあり、金が集まらず、自身で500万ドル支出せざるを得なかったそうです。それでも小口献金に支えられたオバマに及ばない・・・ 新聞に頼らず、週刊誌やメディアを漁っていると面白いものも見つかります。ちなみに今日図書館から借りてきた本は、文藝春秋07年5月号、隔月刊の ビズ3冊、 そして中世の景色を詠む 巻2でした


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制度の疲労・感受性の劣化

2008-02-06 23:33:30 | メディアから
今朝は本当に寒かったですね。今日は資源ごみを出す日でしたが、集積所まで行く間に、震え上がってしまいました。今日の新聞の一面は生協から昨夜発表された、第二の毒入り餃子。4ヶ月も早く製造された餃子に、今までとは違う種類の農薬が混入されていたという。これは何を意味するのだろう。今まで農薬の混入は、労使関係の軋轢がその原因ではないか言われていたが、その4ヶ月も前に農薬の混入が起こっているとすれば、まったく別の原因を考えなくてはいけなくなるのではないか。本来夏前に騒ぎを起こすはずが、日本側の不感症により、騒ぎの日程が狂ったのではないかとも思える展開である。しかし昨日発表された事案は、何と生協の職員が購入した商品に異常があったと申告しているにもかかわらず、生協は、該当の店舗に対してはその商品を回収したものの、その他に対してはまったく何の手配も行っていない。それにしても、企業における危機管理とは何だろう。保健所や警察における「仕事をしたくない症候群」については、今回の事案も含め日常的に思い知らされている。しかし今回もっと深刻なのは、民間会社までも、臭いものにはふたという、もっとも恥ずべき事態が進行しているのではないかということです。生協といえば我が家が子育ての真っ最中の昭和40年代においては、安心を提供している唯一の組織でした。そのために、数軒が組になり、届けられる品を、それぞれの家庭に分けていたものでした。そこまでしても、子供たちに食べさせる食品の安全を確保していたのです。今の状況はどうなのでしょう。昨年のミートホープも、今回の餃子も生協が主役になっています。しかも・・・ 生協が自主的に何かを調べて、おかしいといい始めたものはまったくありません。外から指摘され、初めて自分たちが売っていた商品に欠陥があったと知らされているのです。その昔、といっても20年位前には、老舗とか、役所に係る企業と言えば全面的に信頼されていました。少なくとも、そこに働く人達は働くことにプライドを持っていたと思います。当時企業は、経営者と従業員の物であり、企業が発展することは、従業員も発展できることでした。そんな時には偽装などという問題は全く生じる隙はありませんでした。ところが小泉・竹中改革以来、会社は株主だけのものであり、従業員は単に労働力だけを提供するだけの物となり、経営者とても、自分の在任期間中のみ、配当と、経営者報酬を得られれば良いとの、風潮になりました。今学校では、モンスターペアレントが増殖し、学校には顧問弁護士がいるそうですし、消防署では救急車がタクシー代わりに利用され、本当に緊急事態にある患者が、見殺しにされているそうです。お医者さんも、開業医はそこそこいるらしいのですが、病院からはどんどん医者が逃げ出しているそうです。お役所にしても社会保険庁は、戦後60年、何をしていたのでしょう。集めた金は自分のものだとして勝手に使いまくっています。全く国民の金を預かり、支払わねばならないとは誰一人思っていません。国交省にしても、道路財源は自分の物として勝手放題にに使い、その使い道は官僚がが自分の裁量で使い天下り先を確保し、第二、第三の職場を作り、そのたびに巨額な退職金を受け取るシステムを作り上げています。そのおこぼれが自民・公明の政治家に投げ与えています。情けないことに自民・公明の政治家はそのおこぼれを投げ与えられることを、自身の利権と思っているのですから絶望的になります。小は赤福・吉兆から生協、社保庁・防衛省・国交省、国に限らず、地方も民間も腐る切っています。もっとも、大阪知事選で橋下なるタレントが、ダブルスコアーで当選しているのですから、一番腐っているのは、一般国民かも知れませんが・・・・
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朝日新聞の見識はどこに 

2008-02-05 20:30:46 | メディアから
今朝の朝日新聞の朝刊に変な記事が乗っていた。それは横見出しで「公文書保存 やっと本腰」と題され、サブ見出しに「管理強化へ議員立法の動き」とある。そして海外の各国と日本の比較が一覧表にして載っている。そこには各国の文書保管に携わる職員の数と・所蔵書架の延長がkmで示されている。米国・2500人・930㌔、英国・550人・180㌔、フランス・440人・370㌔、中国・630人・700㌔、韓国ですら、290人の職員を擁し、書架の延長が120㌔あるのに対し、日本は職員数45人、書架は49キロにすぎないことが示されている。その下にある「公文書保管の流れ」なる図には、各省庁から保管期限の切れた文書が年間100万部発生するが、公文書館に保管されるのは06年度で見るとなんと5千件で、あとの99万5千件は廃棄されているとのことである。記事の中にこんな記述がある。国立公文書館館の菊池光興館長の話として下記のように伝えている。「米国では国立公文書館長の了承が無ければ公文書を破棄できず、移管の割合が高い。日本で移管が進まないのは『公文書間に渡すと全部公開される』という恐れが省庁側にあるのではないか」・・・福田首相も昨年12月の参議院決算委員会でこう述べたと言う。「民主主義というのは、国民一人ひとりが正確な判断をする、と言うことであるからには、事実が明確でなければならない。記録や事実をどうやって公表し、残していくかと言うことも、国として基本的な仕事ではなかろうかと思う」・・・ 自分は福田と言う人物が嫌いである。しかしこの発言に関しては、全面的に賛意を表したい。しかしそれだけの見識がありながら、何故公文書館の体制が韓国よりも劣る状況を放置してきたのか、彼は何十年も政権党の中心にいたのではないか。来年の予算で何か手を打ったのか・・・・ ふざけるなと言いたい。 しかしこの記事を掲載した朝日新聞は、福田首相ですら、「国としての基本的な仕事」といっている事柄に対してまったく危機感が無いらしい。記事の末尾はこうである。「確かに、歳出削減の流れの中で、公文書館を拡充する予算の大幅増は難しい。公文書館を国の機関に戻す案にも『行政改革の流れに逆行する』との反論が出そうだ。何故必要なことに対して予算の大幅増は難しいなどと表現できるのか!! 国としてなすべきことを放置していることに対して、もっと危機感を感じるべきではないのか。官僚が思うままに予算や、特別会計を操り、自己の利益のためになしてきたことを、後世の人間が評価できるようにしておくべきでは無いのか。しかし小泉・竹中は構造改革と称して何をしたのか。公文書館などを、特殊法人にすることに何を求めたのか。官僚が天下りするところとしては、あまりうまみが無いので切り捨てたと言うのであろうか。一刻も早く国の機関に戻し、体制を整備すべきだろう。朝日の見識を問いたい。
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麻雀の楽しみ

2008-02-04 22:21:19 | 生活の中で
研究会へ加えてもらって一年、やっと少し麻雀の楽しみ方が分かってきた。といってもメンバー人達のの人柄によることが大きいから、経験的には達磨さん状態にあることには間違いないのだが・・・ 今日は遅番だったので(それも申し訳ないことに遅刻をしたので・・)ゆっくりと、皆が打っている所を見学することが出来た。行った時にはSZ氏が好調で有ったらしい。ところがST氏が親になると同時に大変身し、なんと9連荘して、得点も75000点以上と言う高得点をゲットした。後ろで見ていると、何か作られてでも要るかのように、必要な稗が次々と入ってくる。不自然な捨て稗も不自然でなく、遺した稗がいつの間にか生きている。ついているとはこのようなことかと、改めて驚き入った。ついているときにはほとんどの場合5順目までには聴牌している。通常7順目くらいの聴牌で早いと言うから、まさに異常である。他の人達も、何とか勢いを止めようとするが、勢いをとめられなかった。たまたま、遅れたために素晴しいものを見せてもらった。ぜひ今後の実戦の中で生かしたいものだ・・・ そんな場の様子を見ながら、自分も入ったが、最初から満貫の振込み。中盤まではそれ以上振り込まないことに必死。積もられて徐々に点数を減らしてはいたが。マイナスは12くらいで、自分なりに食らいついていた。ところが終盤に入り、割れ目の親に、16000点献上して、何時もの箱点。悔しかったですね。現物で降りるものが無かったので、一生懸命考えて出来ている面子を崩して振った稗が、自分の持つ稗ではそれだけがあたりであった稗。あとでAD氏からアドバイスを受けました。その時の状況はリャンゾウ3枚にさんぞうとスウソがありスウソを打って討ち取られたのです。場にはサンゾウがすでに2枚出ているので、危険性から言えばリャンゾウで勝負すべきだ。必ずしも手持ちの稗が多いから危険とは限らない・・ ということでした。場をもっと良く見よと・・ 勝負して負けたのなら許せるが、逃げようとして振っていたのでは話にならない。次の場では、自分としては絶好調で、前回の箱点をほぼチャラに出来た。このときはUZ氏のアドバイスが絶大な効果を発揮したが、そのアドバイスに答えられるつもがあった。三回目にも途中まで好調が持続し、一時は50000点台まで得点を増やしたが、後半ポカが2度ほどあり、結局12000点のプラスに落ち着いた。やはり諸先輩に比較して、読みの深さは勿論、気力の面でも劣勢は明らかだ。新参者は技術や読みで諸先輩に太刀打ちできるわけも無い。何とか勝負の間 気力だけは負けないように修行しましょう
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一期一会 雪の見沼散歩

2008-02-03 18:50:15 | 見沼
朝、起きて第一にしたことは、外を覗き、雪を確かめ、大宮の師匠に、今日の稽古を休むと伝えることでした。師匠も考えていたらしく、本日の稽古は中止になりました。
お昼過ぎまで我慢していたが、雪も降り止まず、やはり散歩へ出かける事とした。行き先はゆわずと知れた見沼。最初は大崎までバスで行き・・ と考えていたが、東浦和から歩きと思い直した。途中武蔵野線は架線故障があったらしく遅れていた。見沼代用水西縁へ出て歩いてみる。道には薄く雪は積もっているが、融けかかっている。途中に真直ぐ東へ向かう道がある。ここも数台車が走ったわだちの跡はあるが、雪が残っている。一気に芝川に掛かる橋を渡る。自分の記憶ではこの橋は見沼代用水東縁に真直ぐ出られる道だと思っていた。しかし、道が付け替えられてらしく調整池工事の真っ只中を進んでゆく。本来は一般の人が立ち入れるところでは無くなっている。小さいながら水のたまった池も点在し、道もどんどん南の武蔵野線に向かってゆく。周囲にはまったく人影は無い。何時も思うことだが、こんな近くにこんな何も無い空間があることに幸せを感じる。きっと一キロ四方には一人もいないのではないかとすら思えてしまう(実際は東西一キロ・南北2キロの空間の中心にいるのか)今日はどうしたことだろう、思ったほど動物には出会わない。足跡も見えない。ただスズメの群れがあちらこちらに居るだけだ。めがねが壊れてしまってよく見えないが、ずっと先にどうも人が居るらしい。少し近づくと、三脚に大きな望遠レンズをつけてカメラに傘をさしかけて、何かを待ち構えているようだ。50メートルくらいまで近づくと男はカメラを担いで反対側に移動していった。対象を変えたのかと思ったら、自分がその場所を通り過ぎると、またもとの場所に戻っていた。どうも直接顔を合わせたく無かったらしい。その少し先で道がなくなっていた。30分くらい戻らなければと覚悟をしたが、よく見ると一箇所だけ、先に見える堤防のようなところに真直ぐ細い何かが繋がっているように見える。両側は水がある。しかし何とかなりそうだ。杖を持ってくれば良かったと思いながら、盛り土された(と思うが真っ白で分からない)高さ3mくらいの斜面を慎重に降りる。2尺くらいの幅だが、しっかりとしていて、前方の堤防のようなところにに取り付くことが出来た。要するに第一調整池の堤防だった。ここは「見沼みちくさ道路」と名づけられた所で、90haに及ぶ第一調整池を生かした、自然との共生を生かすための道路で、完成が楽しみなところでもあります。そこからさらに大崎園芸植物園に向かい、開かれていた洋らん展を見学しました。が、そこで思いもかけない事態に遭遇してしまいました。カメラをコートのポケットに入れていたのですが、冷え切っていたらしく、レンズに曇りが生じてしまいました。最初は外側のレンズを拭けば、何とかなっていたのですがだんだんひどくなり、奥にあるレンズまで曇ってしまいました。植物園に入るとき、ロウバイに雪の積もっているショットを撮りたいと思いましたが、帰りにと思ったのが失敗でした。「一期一会」綺麗だと思った時に撮っておかないと駄目ですね。
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#9110を利用しました

2008-02-02 13:16:21 | 生活の中で
新聞を見ても、TVをつけても「毒入り餃子」一色で事態はますます拡散しているように見える。中国産の食品をすべて排除しては日本人の食卓が成り立たない事情も明らかになっている。そして自由化したとは言いながら国際価格の3倍を維持してきた米ですら、生産農家の高齢化により生産もママならなくなっていると言う。一方国民の安全のために設けられている様々な組織は国も都も県も市も保健所も税関も警察もそれ勝手気ままに行動し国民の安全のために、情報を統合し方針を立てるところは、どこにも無いようだ。話はまったく変わるが、昨日我が家の玄関のすぐ傍で、狸が日向ぼっこをしているのを見つけた。自分はアライグマだと思っていたのですが、体の多くの怪我抜けていると伝えたら、それは狸らしいと・・・ 所で、追っても逃げない見知らぬ動物に遭遇したらどうしますか?? 自分は最近新聞で読んだ#9110、110番へ電話するほどでもない警察の相談センターへ電話しました。すぐに女性が対応してくれました。ところがそれからが延々と時間がかかりました。あとで知ったことですが、動物の保護や捕獲をするのにも管轄が違うのだそうです。今回の場合で言えば、もしその動物がアライグマであれば、市の管轄であり、狸であれば県の管轄なんだそうです。県にも市にも環境管理事務所なるものが有り、埼玉の場合は、アライグマとかハクビシンといったペット関連のものは市町村に依頼しているとのことでした。#9110でここへ電話せよとアドバイスを受けるまでに20分近く掛かったでしょうか、とにかく県の中央環境管理事務所へ電話した。そこで今度は本当にアライグマですか?? と言う話が出てきました。そこでTVなどで見るアライグマに似ているが・・・と言うと、それではさいたま市に同じ環境管理事務所があるのでそちらに連絡を・・・ と なり、電話番号まで教えられたのですが係りの方がもう一度動物の様子を尋ねてくれ、肌が見えるくらい毛が抜けていると伝えると、それは狸かもしれないから、一度見に行きましょうと言うことになったのです。それから一時間。電話をしているうちに、この狸はお隣に移り、そこからもいなくなってしまいました。何でもその家の路地をはさんだ向かいの家で陽を浴びていたそうです。係りの人が来た時にはそこからもいなくなり、周囲を回ってみたけれど発見されないようでした。
今回は警察の#9110に助けられました。これが無ければ当ても無く電話帳を探さねばならなかったかも知れません。もっと早くほかのお役所のやっていることを知っていてマニュアル化しておいてくれればと思います。そして県や市に環境管理事務所なる役所が有るのも初めて知りました。昔浦和市役所には総合受付がありそこへ行けば殆んどの手続きは行えました。浦和区になってからは廃止されているようです。自分達にとって、何故さいたま市になったのか疑問のあるところです。話がずれましたが、少なくともどこがその担当であるか相談できるところは絶対に要ります。それも国や県・市といったレベルを超える横断的なものは出来ないでしょうかね・・・・
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