気ままな日々を 思いつくままに

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滅びの美学 TVや新聞は何を伝えているか

2008-02-09 23:51:40 | メディアから
6時頃には降り止んでいた雨が、いつの間にか、雪に変わっていた。降り積もる気配だったが、これもいつの間にか降り止み、WEBサイトで見ても、近くに雲はなくなっている。新聞によると今日までG7の蔵相会議が東京で行われていたらしい。自分がほとんど新聞やTVを見ないので気が付かなかったのだろうが、何とも影の薄い会議だったのではないか。この会議に我が国は何を主張しようとして臨んだので有ろうか。7月に洞爺湖でサミットが行われる。首相の福田は、何としても、父親の出来なかった議長役をやるつもりで、首相の座にしがみ付いているらしい。与党はそれを是としていると言う。しかし、このG7だって、現実的には大変な事態の中にある。サブプライムローに端を発したアメリカ金融体制の崩壊の危機である。EU各国は利下げや、流動性確保で次々に手を打っており、火元のアメリカですら、追加利下げは基より、現金還付による減税を中心とした16兆円にも及ぶ景気対策が実行されようとしている。それに反してわが国ではどうだ・・ 首相も官房長官も、何故株が下がるのか分からないという。アメリカを中心とした金融システムが、というより、ドルそのものが基軸通貨から転落しようとしている時に、この反応の鈍さはどうだ・・・ 今までのようにドルしかないのなら、内閣の対応も理解できるかも知れない。しかし、いまやアメリカは原油を輸入しなければならない国であり、決済通貨にしても、ユーロがありルーブルだって元だって有る。うそか本当か、ユーロとルーブルの提携あるいは統合すら論じられていると言う。そんな中、額賀や福井は何を主張したのだろう。こんなばかばかしい会議に良く各国が姿を見せたものだ・・・恥を知れといいたい。まして親父が議長を出来なかったから子供である自分が何としても議長を務めたいなどと言っている場合か!! 胸に手を当ててよく考えてもらいたい。情けないのはTVや新聞を中心としたマスメディアだ。わが国にとってもっとも何が必要かということには全く関心が無く、記者クラブを中心にした既得権益の擁護のみが目的となり、体制とべったりになることが自身のアイデンティティイに成り下がっている。新聞やTVを見ていたのでは全く何が起こっているのか分からない。今警察も保健所も自分を守ってくれないと少しは報道され始めているが、自分たちの身の回りで起こっていることですら、自分で情報を集め、整理してゆかないと、こんなはずではなかったと、臍をかむ時代になってしまいました。ひどい時代になったものです・・・・・ しかし、一寸の虫にも五分の魂。自分ですら、こんな発表手段を持っているのですから、絶望しないで頑張りましょう・・・ でも・・大阪の選挙を見ると そんなことを全く考えていない人が殆んど・・・ 三回目か、四回目か、もう一度書きます。「滅びたものは美しいが、滅びるものは無残でしょう」 滅びないことを祈ります。せめて自分の生きている内は・・・・。
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