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イージス艦 「あたご」 の嘘

2008-02-23 13:23:51 | 我が家の庭
事故が起きてから5日も経つのに、事故に関する報道が止まない。それは当然だと思う。海上自衛隊は事故の本当のことを言っていないように思われる。だから何かを発表するたびに、反論され、事実と異なる点を指摘される。自身に否があるのなら、潔く否を認め、直接の責任者は基より、艦長・海上幕僚長・防衛大臣は辞任すべきだ。一昨日あたりには、艦橋の外にいた見張りの報告漏れで処理しようとする姿勢を見せた。すると30分前には海上をサーチライトで照らしていたという話が出てきた。不思議なのは8隻の船団が自艦の前方を横切ろうとしているにも係らず、レーダーから何の報告も揚っていないとされる点だ。レーダーとは人間が目視できないものでもその所在を知らしめるものだろう。勿論艦の真下に接近されたらレーダーは機能しない。しかし いかに小さな漁船とはいえ8隻もいるのだ。これに気が付いていないとは、全く理解できない。高速のゴムボートにはこの1400億円もするイージス艦は全く対処できないのか。まして見張りから通報が無かったので、レーダーに監視記号をつけず全く無警戒だと言うに至っては、乗組員は全員首にすべきだろう。レーダーは接近する数隻の船を全く無視したのか・・・ふざけるな!! と言いたい。
さらに許しがたいのは、緑の航海灯をつけた船がいてそれが急に右旋回してイージス艦に衝突したとされている点だ。清徳丸の僚船の船長は厳しく反論しているが、この部分に関していまだ訂正はなされていない。そして逆進を掛けたといっている。何で緑の航海灯をつけた船が、数百メートルに迫っている巨大な船に向かってって舵をきるのか、行方不明になっている清徳丸の船長は気が狂っていたとでも、海上自衛隊は言いたいのだろうか。今朝のTV報道によると衝突の7分前に、艦橋の全員が交代したと報じられていた。そんなことを総合すると、実際は起こったことは・・・ 30分くらい前には、漁船団の存在と、進路を横切りそうだとの判断はしていた。しかし、当然漁船が避けると予測し、自動操縦も切り替えず、そのまま進行した。突然船体に衝撃が走り、逆進を掛け、探査用の明かりをつけた。それからのことは事故の責任を誰に負わせるかという目で発表を見れば良く分かる。最初は見張り員だけの責任にしようとした。しかし見張り員がその処置に納得しなかったのだろう。発見を12分はやめた。それたらの説明は支離滅裂である。見張りから通報が無かったのでレーダーに警戒マークをつけなかったとか、見張り員が自艦の後ろを通ると思ったから報告が無かったとか、しかし考えても見ろ!! 艦橋にだって何人もの当直員がいるはずだし、戦闘指揮センターにも、当直員はいるはずだ。イージス艦は目で見て戦争をするわけではない。勿論ミサイル防衛が主たる任務ではあるが、接近して攻撃される危険に対しても対処できるはずである。沿岸に近づけば、攻撃される危険だって多いはずである。100歩譲って、レーダーでは近すぎるのなら、艦橋にいた人間は赤の航海灯が数個見えているのに気が付くはずであるし、気が付かないのなら、重大な職務怠慢であろう。素人として今思うのは、海上自衛隊として最新・最高性能な艦には、自衛隊として最高の能力を持つ乗組員が選抜されて乗艦しているのだろう。その乗組員にしてこの程度かと、唖然とするばかりだ
コメント
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