うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

断交2

2019-10-10 20:47:31 | 日記・エッセイ・コラム

二つ目の断交エピソードを・・・・

 

毛色の変わった友人と出会った。

元来、軽妙で楽天的で明るい性格の人間が、私の家族家系に見当たらないので、勢いそんな人に出会うと妙に惹かれてしまう。

 悪く言えば軽佻浮薄な彼は、自分の気に入った食物をそれなりのスーパーや百貨店に卸す商売人であった。

 酒は全く呑めないのだが、喰うことは無類のグルメの彼とは家族ぐるみで、よく食べ歩いたものである。 美味しくそれなりの稀代の店を訪れたのも彼と付き合った時である。

 肝胆相照らす間柄に・・・ 彼の遊んだ女の別れ話に付き合わされ、手切れ金を無心されたのはそんな時である・・・・

 返済の話もそこそこに、儲け話????

当時サラ金最盛期である、取り敢えず互いにン百万円ずつ出資して・・・・(当の彼の半分は僕の出した手切れ金を充てるという???)

サラ金の免許申請やら事務所や店番探し、果てはその筋の親分へのご挨拶など。今まで未経験のことだらけで、それなりに楽しんだのであるが・・・・

 素人の片手間商売であぶく銭を掠め取る、今思うと悪辣な一攫千金である。事務所代、アルバイト店員の給与、その他経費で資金は見る間に減り続け、半年も経つと追加投資をト!!!  融資実績は???

 急ぎ事業閉鎖して投資資金回収したのだが・・・3分の1回収したろうか???

 結局彼への手切れ金貸金は未回収????  落語の何太郎である。

  これに懲りた僕に、彼の態度が一変。

手作り山小屋に傾注し出したのもあり、無心する金の出所を見限ったのであろう。

 「悪い奴じゃないんだけどなー 」って、思わせるのが稀代の××師!

これも 断交

 


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