気候変動対策が最優先課題である事
その為に最優先される方策に専念すべきこと
具体的な方策は多くない事、残り時間は殆どない事、しかし現実は多くの人々の認識に隔世の開きがある事
生産消費の拡大再生産と成長経済体制が基本の資本主義では、地球気候変動は止められない
物質と欲望の拡大再生産は、地球資源の消費が前提であり環境の荒廃、再生不能な地球自然を引き起こすのは必然である。 現に地球環境悪化、人類生存の危機を招いてしまった。
一方、ロハスやSDGSの方策、キャンペーンは笑うべき弥縫策である。
何故ならこれは拡大成長の現体制維持を前提としながら、危機の回避や延伸というのを目指しているからである。 現にこれに群がる儲けの亡者が跋扈し、見るも聞くも怖気を感じる現況だ。
コモン或は小コミュニテイによる、自給自足組織を基礎単位とする社会の構築が具体的な方策として提起できる。
構成員全てがその運営の主体であり、互いに目に見え触れ合える規模と距離の小単位組織がイメージされる。
自然エネルギーの太陽光、風力、波力、水力などは、優れて地域限定エネルギーであり、先ずこれを自力生産運用して自給することで、二酸化炭素の排出を無くす事が出来る。
本来、ここに資本主義的利潤の概念が持ち込まれ、必要以上のエネルギー余剰生産するところから自然破壊が始まったのだから・・・
上記自給自足組織が、一時代前の原始共産制や新しい村運動と異なるところは、今や人類はICTやAI、高い生産技術、歴史的叡智を手にしているところである。
加えて、気候変動はもう待った無しの危機的状況にあるという変革の契機があるという事だ。
この実現には、ファシズムや革命に代表される急激強制的社会変革は馴染まないし、一方議会制民主主義による緩やかな合意形成変革では間に合わない。
近年、地方の限界集落から再生を果たし始めた小共同集落の実例が、報告され始めている。
同じように限界的に悪政が加速して困窮する人々が溢れ荒廃する状況、もっと多数の人々が阿鼻叫喚する気候変動が間に合う限界の前に訪れる状況、他動的契機の現出を待つしかないのであろうか・・・・
残念です。
地球温暖化は待ってくれないですね。どこの政府も総論賛成、具体策は見えず。天下100年の計はおろか10年先も見ずに、自身の保身ばかり考えている政治家には期待もできません。
コロナ禍で分かったのですが、これまでの延長で将来を考えてはいけないということでしょう。今までの成長を基軸に対策を考えるのではなく、新しい発想が必要かと思う昨今です。即ち、これまでの電力消費を続けるための対策、人口は増えることを前提に対策を考えています。たった70年前(私の子供時代)には、エアコンなど夢の夢、寒いときは厚着をする、手を擦る、子供はおしくらまんじゅうで楽しく暖をとっていました。暑ければ、団扇であおぐ、緑陰を探す、我慢するで凌いでいました。街灯もなく、夜は暗いのが当たり前でした。いくらLEDになったとはいえコンビニの24時間煌煌とした照明はいかがなものでしょうか。
人口も日本の適正人口を考える時期でしょう。子供手当など人参ぶらさげて子供を増やす時代ではありません。人口が半分になれば自給率は倍になります。
年寄りの独言は誰も取り合ってくれませんので、暗くなったら寝てしまう生活で電力消費を少なくしています。