東京都知事選やオリンピックのから騒ぎの陰で、大変な情報が黙殺されたように見過ごされている。<o:p></o:p>
2月7日に発表されたニュースで、福島県の18歳以下の甲状腺癌の調査結果である。<o:p></o:p>
東京新聞記事
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が七日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(昨年十一月)の二十六人から七人増え三十三人になった。「がんの疑い」は四十一人(前回は三十二人)。甲状腺検査は、原発事故発生当時十八歳以下の全員、約三十七万人が対象。
国立がん研究センターなどによると、十代の甲状腺がんは百万人に一~九人程度とされてきた。
37万人中33人の甲状腺がんと診断されているという。
一般的な発生率が100万人に1~9人というのにである。
100万人に換算すると、89人という数字である。なんと90倍~10倍の発生率である。
この厳然たる事実を前にしても、多くの人が黙したままである。
もはや、日本人は思考停止に陥ってしまったのだろう。目の前の事実にさえも特段の反応を示さないどころか、原発再稼働の政権支持を表明した。
都知事選を慮って、NHKをはじめ多くのマスコミが原発問題を意図的に報道しなかったのは事実であろう。そしてまんまと、そのマスコミ操作に乗せられたのも、大馬鹿な都民である。
自らの残り少ない時間の介護の心配しかしない、団塊以上の年寄り達よ!!
せめて、貴方達だけでも次世代への思いやり持てないものだろうか??
団塊以上の年代は全て、福島県へ移住、農業でもやりながら自立して、若い世代の負担を軽くするようなコミュニティを、誰か企画しないものか??<o:p></o:p>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます